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うさぎのユック自信を持っておすすめしたい みんなの声

うさぎのユック 作:絵門ゆう子

出版社:
金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2005年01月
ISBN:9784323070599
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,287
みんなの声 総数 14
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  • いのちってだいじだよ

     うさぎのユックは、ゆうかんで、ちえがあって、強いなあ、と思いました。

     この本を読んで、私が心にのこったのは、
    「がんばったから、今がある。」という文しょうです。
    私は、自分がおちこんでいるとき、そのことばを思い出します。
    なぜだかそのことばは、私にゆうきをあたえるのです。

     私もユックみたいに、1日1日を大切にすごしたいです。

    投稿日:2012/02/05

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    2
  • 命の記念日

    じいじが薦めてくれた本。
     娘が生まれてから今日まで、何千冊という絵本を読みましたが、こんなにも涙したのは初めてです。読み終えてから、わあっと込み上げる思いに涙があふれるというのは、他の絵本でも何度もありましたが、一行一行、涙で声が詰まって読めないという絵本には、めぐり合ったことがなかったように思います。

     この絵本の背景にある作者の「命」と、うさぎのユックが重なるからかもしれません。特に、誕生のシーンでは、絵門さんの生涯と、病気と闘いながら懸命に生きる母の姿、そして、自分自身の出産と、今目の前にいる我が子の命、すべてが重なって、不思議な光に包まれているような感じさえしました。命って、本当にこんなにも輝いているんだ、と実感します。

     非常に長いお話で、読むのに1時間くらいかかったのですが、1度も絵本から目を離すことなく、読み終えたあとにも、何かとてつもなく大きなエネルギーが、娘の心に注ぎ込まれたかのように、何とも言えない表情でユックを見つめていました。
     そして、また最初に戻って、ゆっくりとページをめくりながら、様々な質問をし、いろんな意見を聞かせてくれました。

     お母さんのおなかの中にいた頃、天使の羽がついていたユックたちを見て、「Jも生まれる前は、羽がついてた?」と聞いたり、体が大きなオットーの下で押しつぶされそうになりなっていたユックの絵には、「Jは、1人だけだったから、スペースがいっぱいあって、苦しくなかったよね。」と言ったり・・・。

     「どうしてユックは、生まれたときから心臓が弱かったの?」という問いに対しては、「さっちゃんのまほうのて」の中で読んだことを、もう1度話し、障害についてもいっしょに考えました。

     それから、娘が生まれたときのこともたくさん話してあげました。「みんなこうやって命がけで生まれてきたんだね。ママも大変だったけど、Jもそれ以上に、本当によくがんばってくれたんだよ。」

     そして、迎えた春、初めての誕生日・・・お母さんうさぎのおなかの中で「何がなんでも生まれるんだ」と、力をあわせてがんばった誕生の日。生まれることを信じたから、今がある。

     「毎日生きていられることそのものが奇跡なのだ。一日一日が『いのちの記念日』なのだ」という言葉を、自分の一日一日に重ねられる生き方をしたいな、と心から思いました。

    投稿日:2010/06/01

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    2
  • 命の尊さ

    障害を持って生まれたウサギのユック。
    その成長をおう過程に、生きる喜び、互いを思いやる心、
    命の尊さをテーマにした本で、幼児には難しい内容だと
    思いましたが、絶対に読ませるべき本であると思いました。
    2歳の息子には、テーマの意味を理解できてないと思いますが
    読んであげていると、意外に真剣な表情で聞いています。
    今は、優しいタッチのがお気にいりで始終眺めています。
    大人になっても読み続け、その時々で何かを感じ取って欲しい
    と思わせてくれる本です。
    他人の命を簡単に奪ってしまう事件が相次ぐ昨今、命の大切さを
    教えるのに最適の本ではないでしょうか。

    投稿日:2008/11/29

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  • 「命」について

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    『死』に直面した著者による『命』について、じっくりと考えさせてくれる絵本。
    森の中で、五匹のうさぎがうまれました。おなかの中の様子から、大変な思いをしてうまれてくる様子までもが、描かれています。五匹には、それぞれ役目があり、それはうまれる前から、しっかりと決められていました。そんな5ひきの子どもたち、少し体に障害のあるユックでしたが、きょうだいで助け合って、すくすく育ち、大きな障害も乗り越えていく様子等、涙なしでは読めません。
    著者のことば、『希望の光に向かう仲間の輪が広がって、みんなで、ゆっくり、にっこり、おっとり、のんびり、がんばって、長〜く、一緒に生きていけますように!』
    著者の、『生』に対する思いが強く感じられます。

    投稿日:2008/05/10

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  • 家族の誕生と勇気

    まずは、絵がきれいです。命の強さを、身近な可愛いウサギで表現しているので、さらに説得力がありました。
    自分の役目、お互いを受け入れることの嬉しさと大切さが感じ取れます。ぜひ一気に読んでいただきたいです。
    雨の日、兄弟が生まれる前や身近に障害ある子に出会った時
    など、じっくり時間のあるときに読んでください。
    話の内容は難しくないので、安心です。

    投稿日:2007/05/09

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    1
  • 生きるということの素晴らしさ

    お腹の中から弱い心臓と動かない後ろ足という障害を持って、それでも何が何でも生まれたい!と、生まれてきたユック。
    生まれてからは、両親に見守られ、兄弟たちに助けられ、そしてユックもリーダーとして兄弟たちを守りながら成長していきます。
    なんとしても生まれたかったから、今がある。
    ライオンを目の前にしても、みんなで生きられることを信じたから今日がある。
    毎日、生きていることが奇跡。
    「いのちをありがとう!」そんなユックの言葉は、障害を持った子はもちろん、全ての子どもに届いてほしいと思います。

    長いので、軽く読んであげるという感じではありませんが、じっくりと読み聞かせたい本です。

    投稿日:2006/02/24

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  • 「いのちのものがたり」

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子5歳

    ものがたりは、お母さんうさぎのおなかの中のシーンから始まります。
    「ユック、あなたは兄弟たちのリーダーになるのですよ。あなたの左の耳の先には、金色の星形のしるしがあります。それは、みんなのいのちを守る役目を果たしていくしるしです。ゆっくりとよーく考えながら、一つずつ決断して生きていくのですよ。だから、あなたの名前はゆっくりのユック。いいですね。」と、優しい天の声がユックにこう告げて、この世に生を受けたユックが、主人公です。
    そのユックは、生まれつき後ろ足がほとんど動かなくて、心臓も弱かったのです。(その理由は、生まれてくるまでのお話にあります。)
    それでも、5匹のうさぎの兄弟達は、力をあわせ生きていきます。
    ライオンに襲われるという命の危機も、5匹の知恵と勇気で脱するお話は、とても素敵でした。

    命というテーマで、重い内容ではありましたが、真剣に前向きに取り組んで行く必要のある内容だと思います。
    ものがたりが、絵本というにはとても長いものでしたので、私なんか二日にわけて読みました。
    それでも、娘は先を知りたくて真剣に聞いていました。

    昨今、命が奪われるという痛ましい事件が多い中、もう一度、命の尊さを教えて行かないといけないと思います。

    投稿日:2006/02/15

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  • いのちの大切さ

    • 洋梨さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    「いのちの大切さ」を伝えるには、ピッタリの絵本だと
    思います。
    シンプルで、あったかい、こういう絵本を探してました!

    娘は4歳なので、文章も長いこの絵本は、少々難しい
    ようですが、なるべく分かりやすく読み聞かせると、
    静かに黙って聞いています。
    5匹のうさぎ兄妹が登場するんですが、娘はやはり
    「ゆっくりのユック」が大好きです。

    5匹が無事生まれることができるかどうか、のページも
    ハラハラドキドキしますが、ライオンと出会うシーンは、
    本当に緊張しました。
    5匹が力を合わせて乗り切るところが、素晴らしいです。

    投稿日:2006/06/22

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  • がん闘病体験者の想いを込めて

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    後ろ足の不自由なうさぎのユックの誕生から成長の過程が細やかに描かれます。
    作者はがん闘病の経験から「いのちのものがたり」としてこの作品を書きました。
    かなり長いお話ですが、作者の熱い想いが伝わってきます。
    少し難しいテーマかなあ、と思っていましたが、
    次男も手にとって見入っていました。
    中でも注目していたのがお母さんの胎内での記憶。
    すげえ、と感嘆しきりでした。
    ちなみに子ども達にはまだ小さい頃に
    「お母さんのお腹の中どうだった?」と聞きましたが、
    二人とも覚えてませんでした。
    (当たり前かもしれませんが、ちょっと期待してたのですが・・・。)
    兄弟愛や困難に立ち向かう姿勢、多くのことが盛り込まれています。
    じっくりと味わってください。

    投稿日:2006/01/12

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  • 落ち着いたひと時に・・・

    • まるかさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 男の子6歳、女の子5歳

    “身体的障害”をテーマにして、命の大切さ、助け合う気持ち、生きる喜び・・・なんて言うとなんだか重たい感じがしますよね?私も初めはそう思いました。
    文章もお話自体も長いし、もちろんげらげら笑える話でもありません。
     
    でも、子供たちが一生懸命聞こうとするんです。

    ‘絵本’でありながら、決して子供に甘えることなく、大人に媚びることなく、一度命を失いかけた人だから素直に描けた、、そんな物語です。

    生まれてくるってこういうことなんだ、生きていくってこういうことなんだ、と、実感できる本です。

    きっと優しい気持ちになれるはずです。


    投稿日:2005/10/06

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