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おじいちゃん自信を持っておすすめしたい みんなの声

おじいちゃん 作:ジョン・バーニンガム
訳:谷川 俊太郎
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,815
発行日:1985年
ISBN:9784593501953
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,008
みんなの声 総数 30
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15件見つかりました

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  • 老いを理解する

    おじいちゃんと孫娘のふれあいが、ふんわりと描かれています。
    大好きなおじいちゃんと一緒にいても、話がかみ合ったりちんぷんかんぷんだったり、優しいおじいちゃんだったり訳が分からないおじいちゃんだったり…。
    ちぐはぐな感じに戸惑いを感じたものの、後から「老いるっていうことはこんなことなんだ」とじんわりと感じてきました。
    おじいちゃんにとっては、昔の自分と今の自分をいやというほど感じながら、孫娘に癒されつつ最期の日を迎えます。
    そしておじいちゃんの不在を受け入れる孫娘。
    老いと死について、押しつけ的ではなくバーニンガムは感じさせてくれました。

    投稿日:2013/03/26

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  • おじいちゃんはどこに行ったのかなぁ?

     私自身には「おじいちゃん」との思い出がありませんが、おじいちゃんと孫娘のほのぼのとした日常を垣間見ながら、父(娘にとってのおじいちゃん)のとろけそうに優しい笑顔や、娘のとびっきりうれしそうな笑い声を思い出し、心が温まりました。でも、やっぱり最後はさみしいな・・・。

     海辺に向かって歩いていく2人。
    “When we get to the beach can we stay there forever?”
    “Yes but we must go back for our tea at four o’clock.”
    娘もよくforever という言葉を使いますが、あくせくした母親なら、「foreverなんて無理よ!」と、言ってしまいそうなところを、おじいちゃんは、まず“Yes”と、肯定してあげてから、「でも、4時のお茶に間に合うように帰らなきゃね」と言ってあげるところが、本当にすてきだなあ、と思いました。
     やっぱりおじいちゃん、おばあちゃんは、時間的にものんびりしているだけでなく、心のゆとりがまったく違うんですね。だから、孫もおじいちゃん、おばあちゃんがだ〜いすき。

     最後のシーンでは、やっぱり娘から「おじいちゃんは、どこ?」と聞かれました。
    「うーん、どうしたのかなあ?どこに行ったのかなあ?」と、もう1度娘に考えさせてみると・・・
    「アフリカに行ったの?」と、娘。
    前のページに、「明日はアフリカに行って・・・」っていうセリフがあったんです。
    「そうだね、アフリカに行ったのかもしれないね!きっと、そうだね。」
    そう思うと、私までなんだかうれしくなって、心が救われる気がしました。
     でも、最後には、「悲しいお話だからいやだ」とも。結末もなんとなくはわかるんだけど、あえてそれを聞きたくない、言葉にしたくない、という思いもあったのかもしれません。

     娘にも、祖父母との時間を少しでも長く共有して、かけがえのない思い出をたくさん作ってほしいな、と心から願っています。
    じいじ、ばあば、どうか元気で、長生きしてね。

    (編集部注:洋書版「Granpa」に寄せられたレビューです。)

    投稿日:2009/08/01

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    1
  • おじいちゃんとの時間

    このお話は、おじいちゃんと一緒に過ごす女の子とおじいちゃんとの素敵な思い出を描いたお話でした。いつも一緒で、ちょっとケンカっぽいこともしますが、いつも一緒でとっても楽しそうですがおじいちゃんは死んでしまってとっても切ない終わり方でした。でも、思い出がたくさんあるのでこの女の子は幸せなのでしょうね。

    投稿日:2016/03/07

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  • 優しさに満ち溢れた絵本

    まだおじいちゃんは健在ですが息子に読んでみました。

    「おじいちゃん」という響きが好きみたいです。
    そして読んでいるときに、じぶんのじいじと重ねているような感じがしました。
    遊びに付き合ってくれるところなど、重なるのでしょうね。

    最後の方で「おじいちゃんは今日は外で遊べない」と出てきて
    「どうして?」と質問されました。

    薬が置いてあったので「風邪ひいちゃったのかな?」
    と話しながら読み進めていき、最後のページでおじいちゃんがソファーに座っていないのを見て

    「どうしておじいちゃんいないの?」と質問されました。

    おじいちゃんが亡くなってしまったとはわかっていません。
    おじいちゃんの死に対してこども目線で書かれており
    辛い気持ちにならないところがなんともいいです。

    大人は読んでいてググッときて涙をこらえるのですが
    子どもは感じ方が違う。
    悲しみだけで終わらない。

    ジョン・バーニンガムのすごいところだなと思います。

    おじいちゃんと過ごした日々の
    温かな余韻が残る絵本です。

    もう少し大きくなったら
    この絵本の印象も変わるだろうと思います。

    投稿日:2011/02/07

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  • 大切にしたい

    孫と一緒にいる時間を大切に過ごそうと思いました。いつまで一緒に遊んでもらえるかわかりませんが、子守をさせてもらえる今を大切に過ごそうと思いました。おじいちゃんは、孫娘と過ごせた時間に感謝してると思いました。「よくきたね げんきかい?」に嬉しくて泣けました。
    喧嘩したり出来たらいいなあって思いました。

    投稿日:2010/11/14

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  • 詩的情緒

    • 苺ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 女の子5歳、男の子2歳

    表紙の絵が素敵で選びました。

    おじいちゃんと娘の会話が
    詩のように書かれています。

    そのため突然の文章に前のページを
    もう一度読み直し、確認したりもしましたが

    とても優しい気持ちになれる絵本でした。

    絵本の魅力、素晴らしいところの一つに
    本当に伝えたいことは

    絵で充分表現できて、ことばはいらない
    というところもあるのではないでしょうか。


    情緒があります。

    おじいちゃんと遠く離れている
    娘と息子は存在を改めて感じてくれてら良いなあと
    思いました。

    投稿日:2010/02/13

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  • あたたかいやりとり

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    孫娘が、おじいちゃんに会いにきて、いっしょに楽しい時間を過ごしている様子が描かれています。おじいちゃんとの、あたたかいやりとりが、どのページにもあふれています。
    左のページはモノクロ、右のページはカラーで、現実とお話の世界を行ったり来たり…
    文字には描かれていないところまで想像して楽しむことができます。優しい筆つかい、ちょっと心もとないタッチが、独特の世界を作っているようです。
    そして、おじいちゃんの存在は、『生』について、改めて考えさせてくれることでしょう。

    投稿日:2009/03/06

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  • うるうるします

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    よくきたね げんきかい? ということばから、もう胸がじーんときてしまいました。天国にいるおじいちゃんを思い出してしまったからです。
    きっと、この世にいないおじいちゃんとの思い出が多い人ほど、この本に魅力を感じるんだと思います。

    親でもない、お友達でもない、おじいちゃんとの関係は、ときに仲良し、ときにぎくしゃく、ときに一方通行。。。でも、いつもそこにはあたたかい空気が流れています。お互い、「大好き!」ってことばはないんですよね。そんなことばはなくても、心の中で強くつながっていることを、二人はわかっているようです。

    最後は、さみしくて仕方がなかったけど、おじいちゃんとの思い出がいっぱいつまっている女の子には、なぜだか希望があふれているようで、読む方も心がおだやかになっていきました。

    投稿日:2008/04/08

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  • 初めての感じ

    優しい絵がとても素敵。
    おじいちゃんと女の子のやりとりが微笑ましい。かみ合っているような、いないような、不思議な二人。
    初めて読んだときは、1ページ毎に場面が変わる展開についていけず?な感じだったけど、繰り返し読むうちに引き込まれていった。
    最後の言葉のない空の椅子が、急に今までのおじいちゃんとの場面を大切なものに思わせてくれる。
    子供がもっと大きくなったら読んであげたい。

    投稿日:2007/12/19

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  • 心にジーンときます!

    おじいちゃんと孫の会話・・・なにげない日常の様子のいろんな場面が描かれています。
    楽しくおしゃべりしたり、一緒に遊んだり、ケンカもしたり・・・・。ラストはおじいちゃんがいつも座っていたイスが空っぽ、おじいちゃんはもうこの世にはおらず天国へ旅立ったんですね。じーっとイスを見つめる孫の女の子の姿がとても印象的でとてもせつなく感じました。
    まだ小さいうちの子達には、ラストの意味がわかっていないようでしたが、またもうすこし大きくなったら再度読んであげたい1冊です。

    投稿日:2007/11/04

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