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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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シェイプ・ゲーム自信を持っておすすめしたい みんなの声

シェイプ・ゲーム 作・絵:アンソニー・ブラウン
訳:藤本 朝巳
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年
ISBN:9784566007840
評価スコア 4.36
評価ランキング 14,673
みんなの声 総数 13
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  • 美術館に行きたくなる

    ナンセンスな絵が大好きな5歳の次女のお気に入りの絵本です。
    画家になった作者が、初めて家族4人で美術館に行った様子を回想するというもの。本物の絵と作者が描いたパロディの絵を見比べるのが、とっても楽しいです。特にピーターブレイクの「こんにちは、ホックニーさん」の絵のパロディは圧巻。登場人物(犬も)の顔がみんなパパの顔になっていて、絵の中がおじさんだらけ。娘も声を出して笑っています。
    絵画の知識がないので、ついつい足が遠くなっていたのですが、この家族のように、みなで美術館に行って、イマジネーションを働かせながら絵画を楽しむというのもいいなと思いました。近く、美術館に行ってみようと思います。

    投稿日:2012/05/12

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  • 親子で一緒に楽しめる作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    Ehon Naviに出会う前に、息子達と親子ともどもはまっていたのが、アンソニー・ブラウンの作品です。
    全部読破したのですが、投稿していない作品ばかりなので、再度読むことにしました。

    この作品は2003年の発刊ですが、最初の但し書にあるように、彼にとっても大きな意味合いのある作品のようです。
    2001年6月〜2002年3月まで、ロンドンのテート美術館で「絵を見て歩こう」というプロジェクトに参加し、ロンドン市中心街の小学生に絵の見方を教えたそうです。
    そこで試みたのが、シェイプ・ゲーム。
    最初の人が描いた形に、別の人がその形に何かを描きこんで一つの作品にするというもので、この絵本にも、その時の作品らしいものが沢山収められていました。

    その時のことから発想したのが、この作品なのでしょう。
    ママが、誕生日に「みんなで、いつもとはちがうところへ行きましょう!」と美術館に行くシーンから始まります。
    人の気持ちを、絵の明暗で表現することが多いアンソニー・ブラウンですが、この作品も前半は、一様に暗いもの。

    でも、だんだんと絵を見ているうちに、楽しくなってきます。
    絵を見ながら、自由な発想をして楽しむようになるのですが、その発想が最高です。

    どれも愉快なものばかりなのですが、一番のお気に入りは、
    ピーター・ブレイクの「こんにちは、ホックニーさん」
    登場人物、動物が全てパパになっています。
    ローラースケートをする短パンの女性しかり、犬の頭もパパ、巨大なフォークの先にはソーセージが刺さっていたりと、大爆笑間違いなしです。
    そんな経験をしたから、帰りの道は正に薔薇色というに相応しい色合いの絵になっています。
    所々に散りばめられた隠絵は、何度見ても楽しめるもので、美術館の入り口の隠絵だけでも、一見の価値あるものだと思います。

    作品として、親子ともども楽しめる作品です。
    家族にこんな提案をして、いつもと違うところに行ってみたくなる気持ちにもなりました。

    投稿日:2011/03/19

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  •  私好みの作品です。
     一歩足を踏み入れ「え〜、美術館〜!退屈そう〜」という嘆息と反面畏まった気持ちで、渋々足を進める主人公の気持ちが愉快です。
     素敵なママですね。
     こういう機会は、与えてもらわないとなかなか無いですからね。

     絵画「過去と現在、その1」(オーガスタス・エッグ作)のママの解説に、そうなんだ〜と見入ってしまいました。

     絵画鑑賞の多様さと楽しさを教えてくれます。
     「ウォルター・ローリー卿の少年時代」(ジョン・エヴェレット・ミレイズ作)の主人公(ぼく)の解釈の仕方に笑い、右のページのパロディ化した絵と、パパの親父ギャグにひっくり返って大笑いしました。

     ほかにもパパを中心としたパロディ化されたたくさんの作品に、その精緻さに唸りつつもやはり笑ってしまいました。
     このような絵画の鑑賞の仕方も「あり」なのだと思うと、幼いころから気楽に美術館に足を運べそうですね。

     この頃、息子にスクラブルとバックギャモン以外遊んで貰えないははは、シェイプゲームに1時間ほど付き合って貰いました。
     ブツブツ言いつつも、結構息子も楽しんでいたようです。
     でも、小さいお子さんのほうが、もっと熱い目をして付き合ってくれそうですね。

    投稿日:2010/07/04

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  • 「絵を見て歩こう」 素晴らしい企画!!

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳

    この本とはもっとわが子が小さな頃に出会っていたかったです。

    シェイプ・ゲームとは、最初の人が何か形を描く。どんな形でもOK。
    何かをあらわしてなくてもいい。次に別の人が何かを描き込み、その絵を完成させる。

    これは想像力・創造力を培うのにはとても良いような気がします。


    子供の頃ママにいやいや美術館に連れて行かれ、当初パパ・兄・ぼくは
    作品にもてあまし気味でした。
    でも、ママが作品の面白い解説を始めると、絵画を見る目が違って
    きました。
    出口でスケッチブックを買って、家族全員でシェイプ・ゲームを楽しみ
    ながら帰途につきました。
    その日の出来事はぼくの人生を大きく変えることになりました。

    間違い探しやパロディー版、ブラウンさんお得意のだまし絵など
    見所満載です。

    ママの解説を見ていて、高階 秀爾さん著の 『名画を見る眼』を
    思い出しました。

    やっぱり絵画はおもしろい。

    投稿日:2009/09/26

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  • うちの子たちもやりました!

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子5歳

    私よりも先に子どもたちが読みました。そして、読んだ後、すぐにやり始めたのが、シェイプゲームです。上の子が書いた絵に、下の子が描き足して、さらに上の子が描き加え…できあがった絵はとても不思議なものになります。かなり楽しそうでした。遊びのヒントをくれたこの本に感謝です。

    私もこの本を読む前までは、子どもを美術館に連れて行き、名画を鑑賞させるのには、やや抵抗がありました。マナーを守れるかどうか、落ち着きなく走り回って、私がゆっくり鑑賞できないのではないかなどなど。でも、この本を読んで思いました。絵に対して子どもの興味を引き出すのは、私次第だなと。私も絵にくわしいわけではありませんが、子どもといっしょに絵と対話するようなひとときをもつことができれば、楽しく鑑賞することにつながると思います。

    投稿日:2008/03/16

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  • 美術館に行って画家になる決心

    • ホートンさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    画家の自伝風(前書きを読むとアンソニー・ブラウンのことではないかもしれませんが)で、中年の画家が回想する場面から始まります。小さいころ、ママの誕生日にママの提案で美術館に行ったこと、パパと兄が乗り気にならなかったこと、パパが道々だじゃれを言っていたこと、それでも絵を見ているうちにだんだんみんな楽しくなってきたこと……。何カ所か、見開きの左側に本当の名画があって、右側に著者が描いたパロディーの絵があるのですが、気取らず見れば、絵が楽しいものだということがよくわかります。そして、帰りの電車で「ぼく」とママは「シェイプ・ゲーム」をします。このゲーム、我が家の子供たちも喜んでやりました。絵はイマジネーションなのですね。家族の様子も、いかにも実際にありそうで共感が持てます。

    投稿日:2006/03/09

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