孫子といえば、そもそもは中国の古典。
その中の「兵法」の部分です。
最近ではビジネスマン向けの自己啓発本というイメージですが、
斉藤孝さんが子ども向けに訳しました。
かなりの意訳のようですが、でもわかりやすい。
デザインはかわいらしく、イラストも子ども向けですが、
大人が読んでも納得の内容です。
最近小学生向けの本を読んでいて思うのは、
裏に道徳的なテーマが隠されていることが多いということ。
友情とか家族愛とか、誠実とか、創意工夫とか。
もちろんそれもとても大事ですが、
世の中、きれいごとばかりじゃないです。
子どもの世界だって、結構理不尽なことも多いんです。
時にはかけひきも必要で、柔軟性も大事です。
こんな時代だからこそ、孫子の兵法。
強くしなやかに生きるために、
一度は読んでおいてもいいと思う。
今、この時に、すっと心に届かなかったとしても、
ちょっとつまずいたときに、この本に戻って来られるように。