「サンタクロースな女の子」 みんなの声

サンタクロースは男の人、という固定概念を覆す設定に拍手です。
しかも、物語は意外に重厚、驚きました。
サンタ一家に生まれたポポちゃんが主人公。
おじいちゃんがサンタクロースなんですって。
もちろん、クリスマスは一家総出で大忙し。
ところが今年は、おじいちゃんが途中で体調を崩して、ポポちゃんが代理でプレゼントを届けて回るのです。
そこで出会った子どもたちが、たくさんの気づきをポポちゃんに与えてくれます。
そう、声が出ない男の子、戦禍で過ごす女の子、家族に恵まれない兄弟たち。
「メリークリスマス」という言葉の重みを感じさせてくれます。
小学生くらいから、しっかりと受け止めてほしいです。

かわいい表紙絵に魅かれて読みました。
内容は、色々考えさせられ奥の深いものでした。

日常生活では当たり前なものや当たり前の生活が
とてもとてもありがたく思えました。
まだ５歳の息子には理解しがたいこともあったと
思いますが、毎年毎年読み聞かせたいと
思う一冊でした。

大き目の真っ赤な表紙の絵本
X`smasの時期、お部屋のオブジェとしても活躍しそうな存在感のある絵本です。

ポポちゃんのおじいちゃんはサンタクロース。毎年クリスマスには世界中の子供たちにプレゼントを配るために大忙し。
でもポポちゃんは今までプレゼントをもらったことがないので、いつもいじけていました。
今年はおじいちゃんが風邪をひいてしまったのでポポちゃんが行くことになります。子供たちにプレゼントを渡し、すごく喜んでお礼を言われるたびになんだか不思議な気持ちになります。戦争をしている国に住んでいる子、お父さんお母さんがいなくて施設で生活している子　世界中にはいろんな子供がいて、おじいちゃんはその子たちのために忙しく飛び回っているのだとポポちゃんはわかったきがします。

サンタさんは子供だけでなく大人だって待ち遠しいし、ワクワクするもの　　
今年も幸せをプレゼントしにサンタさんがみんなのもとに訪れますように・・・

サンタ服の可愛い女の子がアップになっている真っ赤な表紙に惹かれて手にとりました。
クリスマスらしいあったかい楽しいお話かと思いきや、ちょっと切なくもなるお話でした。

主人公の女の子ポポちゃんのおじいちゃんはサンタさん。いつもクリスマスはほったらかしにされているポポちゃんが、ある年かぜをひいたおじいちゃんの代わりにプレゼントを配りに行ったことで世の中には色々な境遇の人がいることを知ります。戦争している国の子供にはランプに火を灯すためのマッチと絵本、家族を知らない孤児たちにはケーキとポポちゃん一家の写真。

読んだあと子供と「自分たちの生活がとても恵まれていて幸せな生活なんだね」という話をしましたが、6才の娘でギリギリ理解できる感じだったので小学生でも中学年以上が読んで考える本かなと思います。

読み聞かせる場合、普通のスピードで読んで7分でした。

平和とか本当の幸せとか、あれこれ考えさせられる絵本でした。
クリスマスの本来の目的を思い出すきっかけにもなりそうな気がします。
世界中の様々な境遇のこどもに、思いを馳せることができました。
小さいお子さんよりも、小学生以上ぐらいの方におすすめです。

クリスマスの絵本だたので今の時期にピッタリだと思いこの絵本を選びました。サンタクロースはプレゼントを渡すだけではなく皆から幸せと笑顔という目には見えないプレゼントをもらっていたのだと教えてくれる絵本でした。御爺さんの仕事がどれだけ誇り高く皆に幸せを運ぶ仕事なのかを実感出来た主人公は幸せだと思いました。この思い出こそが主人公の心を満たし生きる喜びを与えてくれると思いました。クリスマスの日に感謝する気持ちを持つ事の大切さを教えてもらえた絵本でした。