貧困のことを考える本です。
自らが貧困かどうかと考えた時に、戦争で苦しむ人、戦争で家を失った人をニュースで目にすると、それほどの逼迫感を持たない人は多いのではないでしょうか。
絶対的貧困と相対的貧困という二つの視点を持った時に、経済的に不安を持つ人は決して裕福ではないことに気づかされます。
毎日をなんとか暮らしている人も、何かの拍子に経済的によりどころをなくしてしまう可能性が、決してないわけではないのです。
持続可能な将来を考えることが、このシリーズの観点ですから、関連する目標も含めて貧困を考えなければいけません。
そう考えると、奥の深い本ではあります。
絶対的貧困を日々目にすることで、自らの貧困因子に無感覚にされているような気がしてきました。
この本の最初にこども食堂のことが語られていて、それが良かったと思います。
人のいろんな意味での貧困と関わる事で、いろいろなことを考えることができます。
精神的な貧困からは解放されそうです。