擬人化されて描かれているアヒルのジマイマですが、無防備な彼女がとんでもないことになりそうになるお話で、ハラハラして読みました。
アヒルでも低空飛行では飛べることを証明したジマイマですが、その勇気とウラハラに、危険に対する認識はあまりないようです。
きつねの下心、危険極まる家に、なんの不信感ももちません。
きつねに危うく命を奪われそうになった時、救世主が現れてよかったですが、その代償は、ちょっと可愛そうでした。
自分で産んだたまごを、自分でひなにかえしたいという思いで始まった物語ですが、最後のオチに気がぬけました。
アヒルの子育ては大変ですね。
ジマイマが「きつねに見える紳士」と親しげに寄り添う、裏表紙の絵が妙に刺激的です。