ゆびたこ(ポプラ社)
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
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佐々木 マキさんの絵本ということでかって読んでみたのですが、今まで読んだことがないタイプの絵本だな・・・と感じました・・・。 この絵本では私たち「人間社会」でも同じことが言えるのではないかな・・・?と思います。 おおかみは仲間がほしくて探しまわるけど、どこを捜してもそこには自分の居場所がなくて、最後には「おおかみとして生きるしかないよ」とふっきれているのですが・・・。 私たちでも、「自分」は今の「自分」のままでいるしかないという思う時がありますよね・・・。 子どもにはちょっと難しいテーマかもしれないけど、子どもなりに受け止めて考えられるのではないのかな・・・!と思います。 是非、子どもにも大人にも読んでもらいたい一冊です!!!
投稿日:2007/06/10
おおかみはひとりぼっちです。仲間はいません。おおかみはさびしいのです。そこで色々な町に行きます。 そして豚の所でもウサギの所でも、親しそうに近寄ろうとするのですが、あっという間に町中の豚やウサギたちに逃げられてしまう。 おおかみ「だから」ひとりぼっちなのです。 だから せいいっぱい つよがってみせる 「け」ってね。 このおおかみは怖いどころか優しいのかも知れません。 だって豚やウサギが逃げたからって食べたりしないのですもの。 ガロ出身の佐々木マキさんの初期の作品です。 マンガで鍛えた腕が冴えるこの絵本、おおかみくんに表情がついているわけではないのに、何故か表情を感じてしまいます。読むたびに おおかみはあのひとなのかも? それとも私?って思ってしまいます。
投稿日:2006/10/18
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