おぉ、こんなしょぼくれた表情の主人公から始まる絵本はなかなか珍しい。でも子供はそんな表情に気付いていなかったようで、「なんでモーツアルトが『悲しいことでもあったの?』って聞いたと思う?」と尋ねたら「?」となっていました。「エマ、どんな顔してる?」と追加で尋ねてようやく気付いた様子。子供って意外と表情には注目してないのかも?小道具とか背景とかは細かいところも見てるのに…予想外の発見でした。
ところで最後は笑顔を取り戻したエマですが、結局現実世界では友達と遊べてないのでは??
エマが本心から笑えてるのか不安になる本でした。