小説版レイトン教授の、一冊目(だと思います)。
ミステリーの随所に、謎解きパズルがちりばめられた、一冊で二度楽しめる構成。
教授の助手、ルークが、空中に浮かぶ城を目撃したことから物語が始まります。
宙に浮かぶ城に始まり、古代の信仰を思わせる謎の手紙を残して失踪した男など、少し不気味で不可思議な事件を追いかける教授達は、やがて、壮大な謎と伝説に向き合うことになります。
モチーフは、オカルトと科学と言って良いかもしれません。
作品全体に『ダ・ヴィンチ コード』やTVドラマ『トリック』を思い起こさせる雰囲気が漂っています。
二冊目『レイトン教授と怪人ゴッド』に比べると、やや大人びた内容だと思いました。
パズルは、大人と一緒ならば低学年から楽しめますが、小説は中〜高学年がお勧めかも。