発達障害とは何かを考え、心の病を考え、自分をも考える本だと思います。
発達障害をその人固有の個性だと考えると、決して排斥するような存在ではないことに思いいたります。
障害の重度の個体差はあれ、世の中で活躍している人もいるのですから。
この本では、心の病にも言及しています。
心の病に悩む人も増えているように思いますし、症候群まで範囲を拡げると、その人の性格や環境によるところが大です。
そういう自分も思い当たることが色々あります。
どうして社会は人にレッテルを貼り、ふるいにかけて、差別化を進めていく構造を持っているのでしょうか。
一方でインクルーシブな社会を目指そうという機運も高まっています。
そのためには人をネガティブな目で見るのではなく、ポジティブ思考でその人その人と社会と結びつける糸口を見つけるところから始めることが大切です。
実は人のためだけではなく、自分自身にも言えることだと気づきました。
そんなことを考えさせてくれる本でした。
一緒に共生社会と共生できる自分を考えていきたいと思います。