新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

ジェインのもうふ」 みんなの声

ジェインのもうふ 作:アーサー・ミラー
絵:アル・パーカー
訳:厨川 圭子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1971年03月
ISBN:9784034042304
評価スコア 4.79
評価ランキング 455
みんなの声 総数 47
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

47件見つかりました

  • 可愛らしい喜怒哀楽の一瞬の表情

    図書館で懐かしい表紙絵を見てびっくり。
    劇作家アーサー・ミラーの初の児童書。
    ジェインは、ピンクの赤ちゃん毛布と一緒に育ちます。
    何をおいても、この毛布がなければご機嫌が悪くなっちゃうくらい。
    入眠儀式だけではなく、こだわりとも言える執着ぶり。
    少しずつ成長していくジェイン、ボロボロになっていく毛布。
    小さな端切れになっても、手元におこうとするジェイン。
    乳幼児期から児童期にみられる家庭での光景ですね。
    断乳と同様、苦労されるお母さんが、多いようです。

    ジェインは、とても良いタイミングでこの毛布とお別れできました。
     
    おとうさんの
     「…ジェインが もうふのことを おもいだすと 、もうふは、また、ジェインのものに なるんだよ。」
    の素晴らしい言葉が、胸を打ちました。

    絵が、赤ちゃんの可愛らしい喜怒哀楽の一瞬の表情を良くとらえていて、素敵でした。
    いつまでも可愛らしいままの乳幼児でいて欲しくもあり、一日も早い成長をと願う気持ちも親にはありますよね。 
    わが子の乳幼児期を思い出し、感慨深く読みました。

    投稿日:2009/10/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • パパが大好きだったご本だよ。

    我が家の「ジェインのもうふ」は30年以上の歳月を経て、もう黄ばみやシミが出ています。
    なぜなら、この本、パパの子供の時のお気に入りだったから。

    子供たちにも読んであげてと、おばあちゃんが送ってきてくれたこのお話、当時4歳と2歳に子供にはかなり長いのですが、真剣に聞いていました。

    娘には、大好きなタオル地のうさぎのぬいぐるみ「うちゃ」がいて、
    ジェインの毛布に重ねて見えたのかも知れません。

    子どもたちが、自分たちがだんだんと大きくなっていくというのは、実際にはどんなふうなのかを知るにも良い前体験になるかも。

    片時も離さなかった毛布から自分が卒業して、でもそのお別れは淋しいだけでなく、温かいものとしてストーリーが終わるところがとてもいいと思います。

    パパから、子供たちへ、そしてその子供たちまで大切に保管して読み継ぎたい名作です。

    投稿日:2009/09/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 成長がよくわかる

    小学一年生の娘と読みました。まだまだ娘は一人で本を読まないのですが長編の絵本や童話でないと物足りなくなってきていたのでこの本は丁度よい長さでした。年齢的にも小学1年生でぴったりです。自分が成長してきているというのを感じ取れる絵本だと思います。赤ちゃんのころから大事にしているものがあるというのはなんだか羨ましくもなりました。

    投稿日:2009/08/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心の成長痛が伴う

    大きくなることって、大切だったものを手放すことなんだなあと思いました。

    だから、成長って嬉しさと共に、切なさも感じるんですね。

    子どもが成長するには、心の成長痛が伴うということを敏感に感じる大人がいるというだけで嬉しくなります。

    ジェインのお母さんは、そこまで感じているわけではありませんが、アーサー・ミラーはすごいですね。
    息子は、赤ちゃんのところの記載にはあまり興味を示さなかったのです
    が、身長がだんだんと増えてきたところで興味を示していました。

    赤ちゃんから幼児になるまで、子どもの発達というのは目覚ましい。

    心の成長が体の成長にいつも追いついていくとはいえないこと。

    子どもは感じていても表現することはできません。

    だから、この本が代弁してくれることが嬉しいのでしょう。長く読まれ続けている理由がわかります。

    投稿日:2009/05/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • ごわちゃんだぁ〜〜

    • ママダッコさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子4歳、男の子0歳

    表紙を見た瞬間、「○○(娘の名前)とおんなじ〜〜〜」と歓喜の声を上げていました。(^_^;)

    うちの子も、赤ちゃんからの毛布を大事に大事にしています。ふわふわだった毛布も なんども洗濯したのですでに ゴワゴワ。毛布がゴワゴワだから今の名前は 「ごわちゃん」です。

    作者のアーサー・ミラーって マリリン・モンローの3番目(?)のだんな様ですよね。

    一人の女の子が だんだん成長して・・毛布の最後は絵本を読んでからのお楽しみにしてください。

    投稿日:2008/12/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 微笑まし〜い

    公文の国語の教材で息子の宿題を見ていると、
    ジェインの可愛らしいお話がでてきました。
    息子も未だに愛用の枕が手放せなくて、同じ!!同じ!!
    と微笑ましく思いました。
    お話の続きが気になって、図書館で借りてみることに。
    公文の教材では、一部分でしたが実際読んでみると
    意外と読み応えのある内容でした。
    ジェインの成長する姿がよく描かれています。
    挿絵もとても素敵ですよ。

    投稿日:2008/11/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 懐かしい!!

    読み聞かせの本を探しに行った図書館で見つけ、懐かしくてつい手に取ってしまい一気に読みました。
    子供の頃読んだ本です。
    ピンクの毛布を通して一人の女の子の成長を綴った物語。
    題名も作者も覚えていなかったんですが、この絵は記憶に残っていました。
    偶然の再会、とてもうれしかったです。
    いつか子供にも読ませてあげたいなぁ。

    投稿日:2008/09/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大好き☆

    • パセミさん
    • 20代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    初めて自分で読んだのが小学生の頃でした。
    小さい頃からずっと家の本棚にあって、何度も何度も母に読んでもらっていたとっても大好きな本です。
    今4歳の娘は幼稚園入園までくまのぬいぐるみが手放せず、どこへ行くにも何をするにもずっと一緒でした。おじいちゃんの家に忘れただけで泣いて怒って・・・おじいちゃんが夜中に届けてくれることもありました。
    それが妹が生まれ幼稚園入園が決まった頃、急に持ち歩かなくなりました。何でかなずっと思っていましたが、娘に聞いてみると「○○ちゃんはお姉ちゃんになったから。○○(妹の名前)のおもちゃを持ってあげなきゃいけないの」と、妹のオムツや哺乳瓶・絵本を自分のバッグいっぱいにつめていました。教えたこともないのに、まだまだ自分が一番でいたいはずなのに・・・。
    この本を改めて読んで、ジェインと娘が重なって成長することってすごい!!ととっても嬉しく、すこしずつ離れていく子どもたちをもっと愛していこうと思いました。

    投稿日:2008/07/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 息子の話だと思ってしまいました

    息子のあかちゃんの時からのお気に入りは、ピンクのもうふ。
    そう、ジェインとおんなじ。
    ジェインはもうふのことをずっと「もーも」といいますが、息子は「おうふ」とずっといっています。

    この本を書かれた作家、画家とも子どもさんが毛布好きだったのではないのでしょうか?
    でないと、あの描写、絵は絶対かけないはず!
    初めてみたとき、あまりのリアルさにびっくりしました。
    また、こんな格好するのは息子だけではないんだ〜!とちょっと安心もしたり。

    4歳の息子に読んだところ、途中までは分かる分かる・・うん、うんというかんじだったのですが、鳥が巣にもっていってしまうというくだりから、とてもつらそうでした。
    親としては、すごい本に出会えた!と、何度も読みたかったのに、息子は読みたがりませんでした。
    なぜなら、自分の毛布も鳥の巣になってしまったらどうしよう・・・!と思い込んでいたようなのです。

    しばらくたってから、「僕のあうふは大丈夫だよね?鳥さん、もっていかないよね?」と聞いてきました。
    大丈夫だよというと安心して、本が読めるようになりました。

    息子の本というより、私が子育てした証に大切にしたい一冊です。
    4歳の春に購入しました。

    投稿日:2007/09/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大切なもの

    長女も赤ちゃんの時から大事にしていたお人形があり、成長するに連れて人形の足がとれ、腕がとれ・・・・とかなりボロボロになってしまったけれど、小学生になった今でも捨てれずに大事にとってあります。この本の女の子の気持ちがわかるようで、この絵本を読むと親子であたたかい気持ちになり、物を大事にする事の大切さを実感させられます。

    投稿日:2007/06/26

    参考になりました
    感謝
    0

47件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

からすのパンやさん / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / わたしのワンピース / バムとケロのおかいもの / ねないこ だれだ / じゃあじゃあびりびり / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(47人)

絵本の評価(4.79)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット