幸せの絵本〜家族の絆編〜大人と子どもの心をつなぐ絵本100選 」 みんなの声

幸せの絵本〜家族の絆編〜大人と子どもの心をつなぐ絵本100選 編:金柿 秀幸
出版社:SBクリエイティブ
税込価格:\1,760
発行日:2011年11月03日
ISBN:9784797367126
評価スコア 4.87
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  • 「幸せの絵本」が家族の絆

    「絵本を楽しむ時期は人生に3度ある」と聞いたことがあります。1度目は子どものとき、2度目は子育てのとき、そして3度目は人生の後半になってからと。
    子どもたちは今、絵本と始めての出会いを大いに楽しんでいます。子どもそれぞれに個性があり好きな本もちがうので、絵本選びも一筋縄ではいきません。親の趣味だけではなく、多様な本に触れ合える環境を作ってあげるのに、この「幸せの絵本」は大活躍。絵本の中の魅力的なページがカラーで紹介されているので、親子で読んで、子どもが興味を持った本は端から読むようにしています。
    私自身は、ちょうど2度目の絵本を楽しむ時期です。はじめは子どもに読んであげることが目的でしたが、今は自分が絵本に癒され、励まされ、勇気づけられています。最近では、自分のために絵本を買ったり、図書館で借りたりすることも増えました。
    将来、子どもたちが大きくなり、絵本とも距離ができる時がくるかもしれません。でも「幸せの絵本」シリーズを読み返したら、自分が子育てに夢中だった頃のことをすぐに思い出せます。子どもたちもまた、自分が小さな頃のことを思い出すでしょう。将来、自分の子どもに、自分が好きだった絵本を読んであげる日がくるかもしれません。
    そんなことを想像すると、「幸せの絵本」シリーズが、まさしく我が家の「家族の絆」になってくれそうです。本棚にずっと置いておかなくてはと思っています。

    投稿日:2012/02/24

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  • 親子で絵本をよむ幸せ

    私が小さかった時、夜寝る前に母が私と三歳違いの弟に、読み聞かせをしてくれました。絵本から児童書まで、母が図書館で借りてきてくれて、いろんな物語を読んでくれました。寝る前の15分くらいだったかもしれませんが、たくさんの物語に浸ることができました。続きが知りたくて、次の日を楽しみにしたことか。
    私にとって、母が読み聞かせをしてくれる寝る前の15分は、幸せな時間でした。


    今、ひとりの女の子の母になりました。
    母がしてくれたように、私もこの子といっしょに本の世界を楽しみたいと思います。図書館や本屋さんに行くと、たくさん本があって目移りしてしまいます。この「幸せの絵本」は、先輩お母さんたちのレビューがあって、生の声がきけるのが素敵です。それをたよりに、私も本を探しています。まだ0歳の娘ですが、この本を読んだらどんな顔をしてききててくれるかな?いっしょに笑ったり、泣いたりするのかなと、娘との読み聞かせの時を想像しながら読みました。私が小さかった時に読聞かせをしてくれた本もあり、なつかしい気持ちにもなりました。

    これから、読み聞かせをしたいと思っていらっしゃる方にも、もっといろんな本を与えたいとおもっていらっしゃる方にも、「幸せの絵本」をみると、探す楽しみにが増えます。ぜひ、進めたい1冊です。

    投稿日:2012/02/24

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  • 家族みんなで絵本をおもしろがろう

    4歳になる息子が,「これ,読んでみたい!」「ママ,こんな本もあるんだってよ」「あ,これ知ってる!」
    と,夢中になってかじりついた本書。
    絵本選びの参考に,「親が読むもの」と思っていたけれど,子供の絵本への扉をひろげてくれるという意外な効果がありました。

    「家族の絆」というテーマで集められたけど,堅苦しいイメージではなく,
    絵本を楽しもう
    家族みんなでおもしろがろう
    という明るい雰囲気にあふれています。(もちろん,泣ける本も紹介されていますが!)

    子供は毎日,保育園で色々な体験をして帰ってきます。
    お友達とけんかしたり,先生に言われたことが納得いかなかったり,もやもやした気分で帰ってくることもあります。
    また,「今日は積み木ですごい塔をつくった!」と満面の笑みで帰宅することもあります。

    そんなたくさんの体験や思いを受け止めて,嫌なことはすっきりさせ,楽しいことは明日へのパワーへといざなえるのが,「寝る前の絵本」の力だと思います。

    毎晩読む絵本は,子供の「教育」的な考えではなくて,一緒におもしろがる,一緒にこわがる,一緒に感動する,という気持ちを共有して楽しんでいきたい。

    そんな絵本選びのガイドとして,「幸せの絵本」はなかなかすてきだと思いました。

    投稿日:2012/02/24

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  • 最高の1冊に出会えますように

    やっと絵本に興味が出てきた3歳の娘。自主的に読んだり聞いたりしたがっているこの時期にどんな絵本を選んだらいいんだろう?
    まずそこからのスタートでした。
    本屋さんや図書館に行くと山のようにある絵本の中から何を選んだらいいか分からず。それに絵本といえど安いものではないので手当たり次第に買うわけにもいかず、困っていました。
    そんなときこの本に出会いました。
    だいたいの内容も把握できるので、娘の興味に合わせていっしょに絵本を選べるようになりました。今は新しい家族が増えたばかりなのでこの本はぴったり!家族の絆の大切さを伝えられたらいいなと思っています。
    娘はお気に入りの絵本とともにこの本もよく見ています。本屋さんに行くと、「あ!これ出てたねぇ!」などと言うので覚えているのでしょうね。
    これからは月に1冊くらいのペースでお気に入りの絵本を増やしていきたいです。

    投稿日:2012/02/23

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  • 明日に希望が持てる一冊

    • 夜の樹さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳、男の子0歳

    「幸せの絵本 〜家族の絆編〜」が発行されたのはまさに我が家で下の子が誕生したのと同じタイミング。

    本屋さんや絵本ナビでじっくり絵本を探す時間がなくなった私にとって、赤ちゃんの横に寝転がってこの本を読むひと時は至福の時間です。

    特に最初の「ママと読む幸せ」で紹介されている絵本は、赤ちゃんが生まれたばかりの我が家にピッタリな絵本がいっぱい!
    とにかくかわいくてたまらない下の子どもや、ちょっぴり我慢をさせてしまっている上の子どもに絵本の内容を重ね合わせてしまい泣いてしまいました・・・。
    絵本の紹介の時点で泣いちゃうなんて、その絵本の一番素敵なページを惜しげもなく掲載してくれる「幸せの絵本」シリーズならではだと思います。

    また「わが子にはちょっとまだ難しいかな〜」という絵本も掲載されていますが、内容紹介とあわせて先輩ママさん達の素敵なコメントを読むと、成長したわが子とその絵本を読む未来まで想像できてしまいワクワクしちゃいます。

    「家族の絆編」でもうひとつ嬉しいのは、昔からの名作だけでなく最近発行された絵本の紹介が多いこと。
    絵本の世界では今もどんどん魅力的な新作が登場しているんだと思うと、これから我が家の二人の子供が成長する中でどんな素敵な絵本に出会えるのだろう、とさらにワクワク。

    色々あるけど子どもの未来もまだまだ捨てたもんじゃない、と私にとっては明日に希望が持てた一冊です。

    投稿日:2012/02/21

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  • 家族の絆こそ幸せ

    仕事で成功するとか自分の目指しているもので賞をとるとかおいしいものを食べるとか旅行やレジャーで楽しむとかいろんな幸せの瞬間がありますが、やっぱり家族の絆ですよね。
    最初のテーマは兄弟だったのでうちは一人っ子で却って我が子には心苦しいテーマだなと思いましたが、思い切って読んであげると子供は気に入ったようで、好きな絵本が増えました。
    まだまだたくさん読んであげたい絵本があり、この本のおかげで『読みたい絵本リスト』が増えました。

    投稿日:2012/02/19

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  • 心のばんそうこうに…

    もうあの震災から一年が経とうとしています。

    私はあの日、実家の仙台に里帰り中。
    ゆっくりリビングで友人と会話していた時のこと、突然グラグラと揺れ始め次第に強くなる。
    電気が切れ、戸棚の皿が落ち、窓がバタバタと音を立て…

    それから間もなくしてもう3月だというのに雪がしんしんと降り積もり、暗くて寒い夜を過ごしました。

    実家にいたので子供たちのいつも読む絵本やおもちゃもなく、テレビも付かなかったので私が昔読んでいた絵本やおもちゃを出してやりました。

    そういえばこんな絵本があったなぁなんて懐かしんで読み聞かせてやりました(^^)
    子供も普段とは全く違う様子の毎日をわかっていたのか、それらの絵本を気に入って聞いてくれました。

    唯一の親子の楽しみの時間でした。

    絵本ってな〜んの変哲もない本なんですよね。
    だけど、かわいらしい絵があって子供も理解できる文章がある。
    だからこそ大人の私たちの心に響くものがあるんですね。
    子供はそれを頭で理解するのではなく、感覚で理解してるように思いました。

    あの時絵本がなかったら、すさんだ心を癒してくれたのは絵本です。
    まさに心の絆創膏でした。

    この本はそういった心を癒す本がたくさん紹介されています。
    ぜひ、読んでいろんな本を読んで欲しいそんな一冊です!

    まだまだ、震災の影響は多く残り復興もままらならない所もあります。
    早く多くの人たちに絵がをが戻ることを願います。

    投稿日:2012/02/17

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  • 絆だったんだ…

    絵本ナビとの出会いは3年前になります。

    息子が小学校に入学して、読み聞かせのボランティアを始めたのがきっかけです。
    読み聞かせに興味があったわけでも絵本好きだったわけでもなく、ボランティア登録のお手紙をみて、みんな何かやらなくちゃいけないのかしら?と変な勘違いをして登録してしまいました。

    当然のことながら、最初はどんな本を選べばよいのかまったくわからず困り果てていました。そんな時にこのサイトを発見したのです。

    それからは本当にたくさんのいろんな本との出会いがありました。
    大人が読んでもおもしろいユーモア系、心が暖まるやさしいお話、母親として反省してしまうような少しイタイ本、読み聞かせには向かないけれど見ているだけで楽しい本やとにかく絵がきれいな本、こどもの頃に読んだ(けれど忘れていた)懐かしい本との再会も。
    『絵本はこどもが読むもの』と決めつけていましたが、いろんなタイプの絵本があって、大人の心にも響くものがたくさんあることを知り、絵本が大好きになりました。

    そしてこの『幸せの本 親子の絆編』を図書館で借りてみてビックリ!
    なんと私のレビューが2つも載っているではありませんか!
    読み聞かせではおもに楽しいお話を選ぶことが多いので、『親子の絆』…なんて正直あまり意識したことはなかったので、まさか自分のレビューが採用されているとは思ってもいなくて。本当にすごく驚きました。

    今回レビューが紹介されていた2冊は、どちらも忘れていたこども時代の感情を思い出させてくれる素敵な本です。こどもに読んであげたいのはもちろんですが、どちらかというと私が読んで強く心を揺さぶられた本でした。
    そんな本をこどもに読んであげて、一緒にいろんな絵本の世界を共有することで親子の絆を深めることができていたのかな…とあらためて気づかせてくれたこの本に、そして絵本ナビとの出会いに感謝です。

    絵本を選んで読んであげることって、とても幸せで素敵なことですね。
    これからもいろんな絵本を読むことで、いろんな世界が広がってゆくといいなと思います。

    学校での読み聞かせも、『仕方なく』からとても楽しい時間になりました。
    本当にありがとうございます。これからもお世話になりますね。

    投稿日:2012/02/15

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  • たくさんの出会い、宝物。

    • ローサさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    読み聞かせをはじめて今年で5年目に入りました。家族の絆編で紹介されている絵本の中には、これまで読み聞かせてきた本もたくさんありました。「本なんて、つまんなーい!」とそっぽを向いていた子が「だ・る・ま・さ・ん・が・・」と読み始めたらたちまち釘付けになり・・本が大好きになった瞬間でした。「だるまさんが」の表紙に、あのときの感動がよみがえりました。「本なんか・・」といっていた子、今ではおススメ本を教えてくれます。

    5年前まで、未知の世界だった絵本の世界。子を持たなければこの幸せを知ることもなかったでしょう。たくさんの本との出会いは、宝物です。そして、宝物を分け合う喜びもまた、この上なく幸せです。

    幸せの絵本・・読み聞かせをする人にはバイブルであり、思い出のアルバムであり、幸せの宝箱です。

    投稿日:2012/02/11

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  • もう一度読んでみよう

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    こんなに、じっくりと皆さんの感想を読み込んだのは久しぶりです
    選ばれた100冊の絵本の中にはまだ読んでいないものもありました
    また、1度読んだものもあるのですが、不思議なことに皆さんの感想を読むことで、もう一度読んでみようかなと思わせることが多々あったのです

    絵本ナビに寄せられた、延べ152名の方々の絵本の感想は、津々浦々日本全国、海外からもあるのですね
    ネットワークの広さに驚きです
    感想の内容はその方の立場や出身地など、環境や地域が違うことで、同じ絵本に対しての感じ方が違うことも新しい発見でした
    それがまた読んでみようという気を起こさせるのです

    今回は家にいても、通勤の電車の中でもペンを片手に、チェックしながらの読書となりました
    私自身もこの本に感想デビューを飾らせていただいたことはうれしい限りですが、皆さんの文章の表現のすばらしさもずいぶんと勉強になりました
    絵本のすばらしさ、ぜひ読んでもらいたいという思いは、気持ちだけでなく、きちんとした文章があって伝わるんですね

    活字文化がITの発展により影が薄らいでいく中にあって、人間が生まれて一番最初に出会うであろう活字文化の「絵本」はやはり手にとってこそ感動と喜びと発見と、時には警戒を呼び起こしてくれる代表選手のようなものです

    昨年、東日本大震災以降、日本中のどこにおいても「いのち」「絆」について考えなかった日はないと思います
    中でも家族の絆は、何者にも決して切られるものではないことを、強く感じました
    今回の100選の絵本はそういった意味からも選りすぐりなのだと思います
    活字で残すことで未来の子供たちに大切なことを伝える1冊になったのではないでしょうか・・・
    広く多くの方に読んで頂きたいです

    投稿日:2012/02/11

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