「まじめなフレッドおじさん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

ピンクの冷蔵庫が面白かったので、こちらも読んでみました。
まじめ一筋で、農業に取り組んでいるフレッドおじさんの周りには
農場で飼われている、牛や豚、めんどり、おんどり、ひつじ、やぎ、うさぎなどがいますが、おじさんと同じくだれも笑いません。
ある日、牝牛のエドナが、我慢できなくなって、おじさんを笑わせる作戦を立てることにしました。
でもおじさんは一筋縄では笑わない。
大判の絵本でおじさんと動物たちの表情をじっくりみていると
とても楽しいです。

タイトルとおじさんのなんともいえない表情にひかれて手に取りました
フレッドおじさんが笑わないので、飼われている動物たちがあれやこれやと笑わそうとするのですが、うまくいかないのが、最後にボソッとつぶやくところが最高です。

まじめで、めったに笑わないフレッドおじさん。

トウモロコシ相手に、ふざけられるか？
トマトを見て、笑えるか？

まぁ、それはそうだけどさ。

おじさんがマジメだから、農場の動物達も大真面目。
無表情というか、なんというか。

でも、たまには笑ってもいいんじゃない？って動物達が
「おじさんを笑わせて、楽しい農場にしよう！」と計画します。

いや〜子供はウケてるけど、おじさんは笑わない。
あまりにも笑わないおじさんに、動物達はがっかりしてしまいます。

ニコニコ笑う人もいるけど、感情をあまり出さない人もいる。
言わなくてもわかるだろ？じゃなくて、言って欲しいよね。

おじさんのあの一言。とってもナイスでしたよ〜♪

こどもに読むのに、読み手が、笑わずに読むのに、苦労します。
１度目は、さらっと。２度目は、クスッ。３度目以降は、なんで、なんでと、言いながら、大笑いしました。

題名にダマされました。ウソだと思うなら、一度手にとって見てください。

堅物で真面目なフレッドおじさんは、怒ったりしないから理解してあげ

ないとね！

「確かに　わしは　笑わないが、おまえたちも　おなじようにしろとは　　
言わない。一緒に　いてほしいんだ。　わしらは　家族じゃ　ないか」

とても心の温かいフレッドおじさんだったのです。

言葉に出して言わないとわからないことがあるから、言う機会があって

よかったと思いました。

笑うのが苦手なだけで、怒っているんじゃあないならフレッドおじさん

を理解してあげないといけないなと思いました。

少しづつ、笑うように心がけているフレッドおじさんも可愛いと思い

ました。動物達がいつも楽しく笑っていれば、きっと笑いが伝染して

フレッドおじさんもつられて笑ってしまうと思いました。

折角の人生ですから、いつも笑うように心がけたいと思いました。

「まじめ」なおじさんのお話ですが、ユーモアいっぱいで、とても面白かったです。表紙のおじさんと動物たちの表情から笑えます。めったに笑おうとしないおじさんを何とか笑わそうとする、動物たちの作戦も込み上げて来るようなおかしさがいっぱい。どうしておじさんは笑わないのか、とっても不思議です。
でも、このおじさん、ただまじめなだけではありません。
愛すべきおじさんと動物たちの平和なお話。なんだか読んでて心が和む一冊でした。

図書館で見つけた一冊です。
タイトルから推測するに、笑えるシーンがあるのかどうか気になったのと、
表紙絵のみんなの細い目がとても気に入ったので手にとってみました。

農場のフレッドおじさんは、まじめな性格なので、滅多に笑いません。
そこで農場の動物たちは、なんとかしてフレッドおじさんを
笑わせようと試みるのですが・・・・。

最後までフレッドおじさんの笑顔が見られないのかと思ったのですが、
意外なところでぼそっとやってくれるフレッドおじさん。
なに？おやじギャグ？？（笑）
動物たちとフレッドおじさんのお互いを思いやる気持ちが
ほんわか伝わってくるほのぼのストーリーで、私的には
おもしろかったのですが、息子には、イマイチ盛り上がりに欠けたようです。
でも、おじさんや動物たちの細〜い目を見るたびにプッと笑っていました。
大人向けの本なのかもしれませんね。

お話の始まりでの家畜たちの表情は　
全然笑わないフレッドおじさんと　まったく一緒です☆
眉毛（家畜にもあります…笑）も目も　一直線。
ほんとにほんとに　つまらなそうな顔なのです。
でも…家畜たちの努力で　おしまいの場面では
ほんのちょっとですが　おじさなの表情に変化が…。
この途中の場面の
家畜たちの努力の仕方が　とっても面白いです。
私が気に入ったのは
うしのエドナが　おんどりの真似をする場面と
コブタたちが　犬の鳴きまねをする場面です。
音読してみてください。
牛の声で　おんどり。豚の声で犬…ですよ（笑）
次のおはなし会では　是非これを読んでみたいと思っています。
爆笑してもらえるよう　頑張って練習しなくちゃ（笑）

フレッドおじさん、私によく似てる〜っておもうな〜
まじめそうな顔立ちに、実は・・・だじゃれも好きだったりして （＾◇＾）
でも、こんなにぶっきらぼうは顔はしてないですよ〜（-｡-；）

そんなことで、私にはフレッドおじさんの気持ちがじつによくわかる
絵本だったな！

お話しの中の動物たちが洋服を着てどうにか笑わせようとしたり
でも、いつも笑ってないから恥ずかしいんだよな〜
すごくわかる！
子どもたちも、そんなフレッドおじさんが気に入ったのか
何度も読んで〜って持ってきます。
やはり、まじめに見える人ほど、実はおもしろいんだ！
ってとこかな？
（それともフレッドおじさんの性格が私に似てるからだろうか？）

４年生のクラスで読み聞かせをしました。
しんみりと聞いてくれて、動物たちの気持ちもわかるし、
一緒にフレッドおじさんをなんとか笑わそうと、
思いながら聞いてくれてるようでした。

苦手な人もそろそろできる年頃だし、
動物たちの努力を応援してくれたと思います。

最後のフレッドおじさんの駄洒落に、くすくすわらってくれました。

ほのぼのした気持ちで読み終わることが出来ます。

子どもたちのお手紙に、この絵本が印象に残ったと
書いてくれた子が多くて、ちょっとびっくりでした。
心に残る絵本のよさも、わかってくれるようになったと、感動しました。