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派手さはありませんが、かなり心にしみるお話です。 人気者のだちょうのエルフ。子どもたちを守るために片足をライオンに食いちぎられてしまいます。遊べなくなったエルフはだんだんみんなに忘れられ・・・ 途中は本当に切なくなります。最後にはエルフに大きな変化が・・・神様からの贈り物かな。イマジネーションが豊かな子どもなら、現実離れした結末もすんなり受け入れられるでしょう。エルフの温かさをいっぱいに感じて欲しいです。 絵はアフリカの灼熱の大地をイメージさせる黄土色がメインで、赤とか青とかはっきりした色彩は使われません。でも、大地にうつる動物たちのシルエットが珍しい目線で良いと思います。
投稿日:2012/01/28
だちょうのエルフは、草原のみんなを守るために足を片方なくします。最初は感謝してえさをくれたみんなも、じき、忘れてしまいます。片足ではえさあつめも歩くのも大変、、、。そこへまた次の敵がきて、草原の仲間の子供達を守るために命をかけて戦うエルフ。最後は、命を落として、木にかわってしまいます。しかも幸せな木ではなく、涙の池をたたえた木に、、、、。 3歳の娘に読んだらあまりまだ詳しくは理解できなかったけれど、大人が読むと本当に切ない。その場限りの感謝って、現実の世界ではたしかにあるけど、報われないのにまた命をかけて他者のためになろうとするエルフが切ないです。誰かせめて恋人でもできていたら良かったのに、、、。
投稿日:2012/01/22
子供の頃読んで、とても恐ろしかった印象のある絵本です。 ライオン、黒ヒョウの恐怖がとてもリアルで、『命の危機』という臨場感が、とても印象的でした。 私自身が、とても怖い絵本だという認識があったため、なかなか、娘にも読み聞かせする機会がなかったのですが・・・。 大人になって、娘のために読み聞かせすると、子供の頃、どうしてあんなに怖かったのか、理解できた気がしました。 勇気とは何か。 強いとは、どうゆうことか。 優しさとは何か。 『本当に強い人は優しい人』とよく言いますが、まさにそれを体現しているのがエルフなのでしょう。 本当に、強く、優しく、勇気のあるエルフ。 仲間を守るため、身を挺して戦うが、その結果、片足になってしまう。 最初は餌を持ってきてくれる仲間たちが、時間と共に、だんだん彼を忘れて行く・・・。 『みんな、どうしてエルフのことを忘れちゃうの? エルフに助けてもらったんだから、今度はみんなが弱っているエルフを助ける番じゃないの!』と、叫びたくなりますが、きっと、これが現実なのだろう、と感じました。 『みんながエルフを助けて、幸せに暮らしました』で終わらないこの絵本のリアルさが、まるで、人間の社会の現実のような気がします。 みんなが自分を忘れていく中、エルフはどんな気持ちで石を食べていたのか・・・? 片足で戦うエルフに、援護しようという仲間はいなかったのか? エルフは、木になって幸せだったんだろうか・・・? 『優しいエルフ、立派なエルフ』と感動できないのは、やはり、子供の頃に読んで怖かったという、ネガティブなイメージが、この絵本にあるからかもしれません。 大人になっても、いろいろ考えさせられる絵本です。
投稿日:2008/06/22
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