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おさるとぼうしうり」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

おさるとぼうしうり 作・絵:エズフィール・スロボドキーナ
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1970年02月
ISBN:9784834009798
評価スコア 4.58
評価ランキング 5,553
みんなの声 総数 47
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 読み終わった後に表紙を見直すと

    娘たちが大好きな絵本です。一言で言うと「さるまね」を面白おかしく、おしゃれに語った絵本なのですが、「さるまね」という言葉を知らない娘たちも、おさると帽子売りのやり取りが楽しくて、毎回声を上げて笑います。
    「こういうのをさるまねっていってね」と、ついつい説明したくなってしまうのですが、そこはぐっとがまんしています。いつかその言葉を知ったときに、この絵本のことを思い出してくれたらいいな。
    読み終わってからもう一度表紙を見直すと、「そういうことか」と納得できます。ぼうしうりがこの一件で学習したことが一目でわかってニヤリです。

    投稿日:2012/07/03

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  • もいっかい!が何度も!

    本屋さんにて「この中からどれか1冊買いましょう」と3冊絵本を提示
    してみせ(1冊は絵が美しいもの、1冊は物作りのお話、そうしてこの
    絵本は、おもしろいお話、と説明しました)娘が中身も見ずに選び取った
    絵本です。中身もみなくていいのかなあ?とは思いましたが(笑)、きっと
    娘はこれを選ぶだろうというのも予想がついていました。
    「おさる」のお話だし。おもしろいお話大好きだし。
    娘は、『ひとまねこざる』みたいなものを想像したのではないかしら?

    中身も見なかったわりには大受けで(というか中身を見なかったからこそ
    なのかな?)、「もいっかい!」が、もおう、何度も出ました。
    しかも、最初っから読むのではなくて「ツー、ツー、ツー」が始まる
    ページから(笑)。昼間、読んだ時もそうでしたが、夜、読んだことがない
    夫に読んでもらった時には、「ママとゆうたんがおさるの役ね」と言い、
    ツー、ツー、ツーを娘とふたりして言うはめになりました(笑)。
    もちろん身振り手振りつきです。

    ほんっとに楽しかったみたいです。
    1970年に発行された古典ですけれど、子どもが喜ぶ絵本って古いも
    新しいもないのだなあって思いました。
    このぼうしうりのスタイルも素敵ですよね(笑)。ぼうしを何段にも
    積み上げて頭の上に載せて売り歩くだなんて!とても私には真似できません。
    娘が「どのぼうしが欲しい?」と訊くので「こうしじま」と答えたら
    「それは売り物じゃないの!」と注意されました(笑)。でもほんとに
    こうしじまがよかったのだけどなー。
    「ひとつ50えんって安過ぎだよねえ」とも言っていました。

    投稿日:2012/06/05

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  • エンディングが秀逸

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1940年という古典的なアメリカの作品。
    作者のエズフィール・スロボドキーナは、名前からするとロシア出身と思いきや、やはり29歳の時にロシアから学生ピザでアメリカに移住してきたそうです。
    1937年にマーガレット・ワイズ・ブラウンに出会ってから、絵本にイラストを描くようになりました。
    また、1930年代以降のアメリカにおける抽象美術の先駆的存在と言われています。

    物語の主人公は、帽子売りの行商人。
    何と、頭に売り物の帽子をのっけて歩くという設定です。
    しかも、1つ50円。(原作では、50k)

    その帽子売りが、帽子を頭にのっけたまま、木に寄りかかって昼寝をするところから、大きく話しは展開します。
    目覚めると、売り物の帽子が無くなっているのです。
    犯人は、木の上にいる猿達。

    帽子売りが取り返そうと、いろいろと言うのですが、真似をするばかりで、ちっとも言うことを聞きません。
    猿真似と言うのは、万国共通の概念なのでしょうかね?
    結論は見てのお楽しみですが、納得のエンディングだと言えると思います。

    文章自体は長いのですが、良いテンポなので、飽きられることなく読み聞かせ出来る作品です。
    帽子売りと猿たちのやり取りを上手く表現するのが、大きなポイントだと思います。

    投稿日:2011/09/18

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  • どうにも気になる、不思議な絵本

    • ランタナさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    普段、古典的な絵本はあまり読みませんが
    木の上で昼寝するダンディなおじさん、積み重なる帽子とニコニコのさるの表紙を見て、
    絵が可愛いわけではなく、波乱万丈のストーリーもなさそうなのに、
    どうにも気になって手にとりました。

    行商人の男は、帽子をいくつも頭上に積み重ねて売り歩いていました。
    「ぼうし、ぼうし、ひとつ50えん!(安い!)」
    あるとき、そのままの状態で木にそーっと寄りかかり、眠りこみます。
    目覚めるとサルたちが帽子をかぶっており、返してくれません。
    さて、帽子はどうなる?

    猿真似って言葉、アメリカにもあるのかしら?
    読者はからくりに気づいているのに、男はそれに気づかず、予想外に解決するのも、さすが、なストーリー。

    最後は何事もなかったように帰っていく男。
    ですが、ちゃんと学習しましたよ。そう、表紙を見れば納得です。
    やられた〜。

    文章は多めですが、リズムが良く、繰り返し言葉も多いため、読みやすい&聞きやすかったようです。
    ちょっと小さめサイズですが、長めのお話が聞けるようになる、年長さんから1年生位の読み聞かせにいいのではないかと思います。

    投稿日:2011/07/27

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  • 味のある挿絵!

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     表紙もさることながら、一枚めくったページに表れる、少し間の抜けたぼうしうりの挿絵に、強烈に引き込まれました。一目で、異国の匂いがし、時代を超えた古典であることを感じさせてくれます。そして、これから始まるお話が、ユーモアに満ちたものであると期待させてくれます。

     最初のほうは、少し字が多いかな、と思いながら読んでいましたが、ぼうしうりが眠りから覚めたところから、とてもテンポよく、ページは進みます。

     帽子をとられ、ぼうしうりがかんかんに怒っているのに、さるたちは「ツー、ツー、ツー」というばかり。次のページにはオチが待っているのかしら、と思ってページをめくっても、なかなかオチにはなりません。読んでいる大人も、「この先、どうなるんだろう?」とどきどきしてしまいます。

     大きくなったとき、案外覚えている絵本の1ページは、こういう絵かも??と思わせる、不思議な雰囲気の挿絵が、何よりの魅力だと思います。

    投稿日:2010/05/24

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  • 帽子売り

    行商の帽子売り、それも商品は全て頭に重ねて乗せている・・・。
    なんだかそれだけですごい設定の絵本で
    娘も私も心をわしづかみされました。
    お話もとてもわかりやすく、
    娘は色違いの帽子の数を確認しながらずっと読んでいました。
    (てっぺんのポッチがあるとかないとか細かいところまで確認しておりました^_^;)
    最後のオチもとても愉快!!
    思わずふたりで「もう一回読もう!!」と声をそろえた一冊です。

    投稿日:2010/03/19

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