同じペクヒナさんの絵本「あめだま」にでてくるドンドンの家に住むグスリが主人公のお話。
グスリとドンドンがまだ小さい時のお話です。
お話はグスリ目線で進んでいきます。
この家にきた理由や
この家の人たちのこと、
お留守番をしているときの気持ち。
お散歩の様子。
長谷川義史さんの訳で
面白く軽快に進んでいきます。
息子はグスリの家系図が描かれているページが好きでお母さんのパンウリから始まって繋がっていく線をよく辿っていました。
私的な見どころはラスト。
グスリはドンドンのことを自分が世話してあげないといけない子と思っているのに、
おトイレを失敗してお父さんにベランダへ追い出されたグスリにドンドンが寄り添ってあげている姿に胸キュン。
お互い持ちつ持たれつ。
ドンドンとグスリの絆が深まっていく瞬間がたまらなく可愛くて大好きです。