「ブルンミのたんじょうび」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

作者のマレーク・ベロニカさんがハンガリーの方とうこともあって、登場人物の名前やちょっとした色使いが新鮮で、絵本としてはもちろん、玄関先や子供部屋のインテリアとして、リビングルームの机の上に置いてあるだけでも雰囲気が明るくなるような気がしています。
イラストがかわいくて選びましたが、もちろん絵本の内容も気に入っています☆

ブルンミの誕生日のために、アンニパンニはいろいろ準備をします。
でも、準備しているところを見て、ブルンミはハテナ顔。
アンニパンニに何度聞いても「ひ　み　つ」。
悲しくなって、ブルンミは家を出て行こうとしてしまいます。
誕生日にそこまでの悲しい思いをしてしまったのはかわいそうでしたが、
とても楽しい誕生会を過ごせてよかったです。

誕生日のお祝いをこっそりするために全て秘密にするアンニパンニに、悲しくなってしまうブルンミ。でも秘密がわかってハッピーエンド。

何かで見たような、日本でもある展開ですが、誕生を祝う気持ちがあって、わくわく感もあるように思います。

誕生日プレゼントにあげる絵本として、良いのではないかと思います。

「きょうはなんのひかわかる？」
ブルンミは今日が自分の誕生日だと気づいていません。
本人に内緒で用意するサプライズパーティ、
わくわくしますよね！
しかしいつも一緒のアンニパンニとブルンミです。
ブルンミの目の前で（！）、アンニパンニが会の用意を進めていきます。
なんのためかと聞かれても、ひみつ、で押し通しちゃうのでした。

花瓶にさす花を摘むこと、
一番素敵な服に着替えること、
お誕生会の準備にこんなに可愛い工程があるのが
やっぱりこのシリーズだなぁと思います。
教えてもらえないブルンミは泣き出してしまいます、が
最後はもちろん楽しく過ごすわけで、この流れもとても可愛いのです。

ケーキに立ったろうそくは3本。
「ブルンミは3歳になんだね！」
毎回、娘が飛びつきます。
子どもはケーキのろうそくが本当に好きですね。

このシリーズの持つ絵の形や色、お話の可愛さが
「お誕生日」というテーマと特に合っていると思います。
シリーズ中、お気に入りの一冊です。
可愛いお誕生日の本として、とてもおすすめです！

ベロニカが「ひみつ」「ひみつ」と
アンニパンニから何にも教えてもらえなくって
ついに泣いてすねてしまいます。
その姿がかわいいこと！
きゅんときます。
読んでいる私たちはタイトルもあって
秘密の中身がわかっているから安心してよめたものの
ベロニカにしてみたらさみしくって仕方ありませんよね。
すてきなお誕生日でよかった

あれこれ気になることがいっぱい！たしかに「ひみつ」のひとことでは気になってしようがありませんよね。もうブルンミが泣いてしまったーーあー寂しいと思ったら、大丈夫★ぜんぶブルンミのためにしたことなんです。でも秘密にするって嬉しいような悲しいような気持ちですよね。子どもの気持ちを的確に内容に盛り込んであります。しかもここでもらった赤い車があのドライブの車なんですね！つながっていて嬉しくなっちゃいました。みんなが大好きなお誕生日の素敵なかわいい本です。読めば読むほどこの二人のファンになっちゃいますね。