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いわたくんちのおばあちゃん」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

いわたくんちのおばあちゃん 作:天野 夏美
絵:はまの ゆか
出版社:主婦の友社
税込価格:\1,650
発行日:2006年08月
ISBN:9784072533048
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 64
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7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 戦争せんけえね

    • ごらむさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    この絵本は、テレビで朗読されているのを聞いて、とても心を打たれ、いつか息子たちにも読んであげようと思っていたものでした。

    いわたくんのおばあちゃんのちづこさんは、カメラを向けられると断ります。
    それは、戦争中、ちづこさんは家族写真を撮ったのですが、そのすぐ後に原爆が落とされ、出来上がった写真を見ることができたのは、ちづこさん、ただ一人だけだったのです。
    ちづこさんは、一緒に写った家族がみんな死んでしまった8月が忘れられず、家族と一緒にいたくて写真をとらないのでした。

    お話の後には実際の写真も載っていて、それを見ると、本当にあった話なんだ・・と改めて感じ、胸が苦しくなりました。
    息子たちも写真を見て、みんな死んでしまったん?と悲しそうに言っていました。

    とても辛くて悲しいお話ですが、広島弁が優しく、最後の「ぼく、戦争せんけえね。ぼく、おとなになっても 戦争せんよ」の言葉が、心に響きました。

    戦争の悲惨さだけではなく、平和への願いが込められていて、とてもいい絵本だと思います。
    毎年8月6日には、この絵本を読み返したいです。

    投稿日:2012/10/04

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  • おばあちゃんの悲しい思い出

    いわた君のおばあちゃんはみんなと写真を撮らない。それには、悲しい過去の出来事があるのです。
    戦争の話は、どれもみな悲惨で、胸がしめつけられるようですが、いわた君のおばあちゃんも、戦争で家族をみんな失った1人です。
    家族や友達が死ぬのはみんな嫌なはずなのに、なんで戦争なんかするんかねえ?
    そんな文章がありますが、まさにその通りですよね。
    自分の大切な人を失いたいなんて思う人はいないのに、どうして戦争は起きるのか?いつの時代も戦争がなくなることがないのか?
    こういうお話は、まだ息子にはむずかしすぎるかな。
    あまりに今の世とかけ離れているようで、なかなか想像は出来ないみたいです。
    でも、こういうことが過去にあったんだということ、そして未来にはぜったいにあってはいけないということ、子どもたちに伝えていきたいですね。

    投稿日:2010/03/12

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  • 家族が一瞬で

    8月6日に、子供達と一緒に読みました。
    原爆をテーマにした絵本は多々ありますが、まだ子供が幼いので、最初のとりかかりには、あまり衝撃的な描写のないものを選びました。
    自分達と同じような、現代の学校や子供達が出てくるので、子供達にも「遠い昔の、遠い町のこと」ではないのだと、感じられたと思います。
    最後のページで、写真が載っているのを見た時には、ハッとした顔をしていました。
    これは実際に起きた事なんだ、と思い知ったのでしょう。
    大切な家族が一瞬でいなくなり、ひとりぼっちになってしまった。
    想像するだけで、なんとも言えない悲しみと悔しさがこみ上げてきます。
    どうか、もう二度とこんな酷くて哀しい事が起こりませんように。切に願います。

    投稿日:2018/08/23

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  • 原爆という重くて辛い題材を、静かに伝える絵本です。テキストも絵も読者に媚びるところがなく凛としています。7歳の娘に読んで聞かせました。家族みんなが一瞬にして死んでしまった事実が、最後のページの本当の写真のところで、現実になってしまい、泣き出してしまいました。娘にはこのページはとばした方が良かったようです。もう少し大きくなったら、自分で読んでもらいたい一冊です。

    投稿日:2011/10/09

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  • 実際にある場所。

    実際におこったこと。

    これを小学生の子供たちにわかるように
    書かれた絵本です。

    おとなも響くと思います。
    ぜひ読んでほしい。

    風化させない為に語り継がれていって欲しい絵本です。

    投稿日:2011/07/11

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  • 泣いてしまいました

    • トムの庭さん
    • 30代
    • ママ
    • 青森県
    • 男の子13歳、男の子10歳、女の子7歳、男の子0歳

    レビューを読んで気になり、購入した作品です。
    運動会の時、いわたくんちのおばちゃんは、
    一緒に写真をとってあげる、って言っても、
    「いや〜よ」
    と言います。
    写真を撮られるのが嫌いなのです。
    その理由が、せつなく、苦しいのです。

    いわたくんのおばあちゃんの実話が語られていきます。

    いわたくんのおばあちゃんは、広島の原爆からの生還者。
    でも、両親、3人の妹を亡くしていたのです。

    焼け跡から、お母さんと、妹と思われる黒こげの遺体を見つけます。
    原爆投下の瞬間に、子供を守ろうと、ぎゅっと抱きしめた
    胸のあたりの服の布だけが焼け残っていました。

    もう、涙が止まりませんでした。

    残ったのは、原爆投下の数日前に撮影した家族写真だけだでした。

    一緒に写真を撮った大事な人がみんないなくなってしまった・・・。
    だからおばあちゃんは大事な人と写真を撮るのがイヤなのです。

    「ぼく、おとなになっても 戦争せんよ。 ほんとよ。」

    多くの子供達にも語り継いで欲しいお話しだと思いました。

    投稿日:2010/12/20

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  • 涙がこみ上げてきます

    広島の被爆者、いわたくんのおばあちゃんのお話です。

    重い内容ながら、絵が親しみやすいものなので、小学1年生の娘も興味深く聞いていてはくれるのですが、所々、わからない言葉が出てくるので、しっかりと内容を理解してもらうには、中学年以上が適当だと思います。

    娘に読み聞かせる前に読んでおいたのですが、やはり涙で声がうわずってしまい、しっかりと読み聞かせることができませんでした。

    「本の中のお話ではなく、本当にあったお話なんだよ。ちづこさんが体験したことが本になっているんだよ。」と、実際の写真を見て、説明しました。やはり、ご家族の姿をセピア色の写真で拝見すると、胸にこみ上げてくるものは止めようが無く、苦しい思いがします。
    娘も、自分より小さいお子さんが、お母さんの胸に抱かれ、お母さんと一緒に亡くなってしまったという現実、ちづこさんがひとりぼっちになってしまったという現実に、悲しい思いをしたようです。

    戦争が起こると、いわたくんのおばあちゃんだけじゃなくて、大勢の人たちが、こういった悲しい、辛い思いをすることを忘れないでいて欲しいと思います。
    そして、学年があがり、漢字も読めるようになったら、また一人で読んでもらいたい、これからも、読み続けていってもらいたい一冊です。

    投稿日:2010/10/02

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