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遠足にいく11ぴきのねこ。先頭はとらねこ大将、一列にならんで元気よく出かけます。すると目の前にはお花畑。おや、立て札が立っていますよ。なんて書いてあるのでしょう。
「は、な、を、と、る、な……はなをとるな だって」 「とりたいなあー」
そう思っちゃいますよね、彼らなら。つりばしにやってくると「はしをわたるな」という立て札。大きな木の前には「木にのぼるな」、大きな袋の前には「ふくろにはいるな」。次々にあらわれる立て札を見て、11ぴきのねこたちはどんな行動をとるのでしょう。
ご存知、とらねこ大将と10ぴきの仲間の愉快な冒険物語「11ぴきのねこ」シリーズ。もちろん「言いつけを守りましょう」「良い子になりましょう」なんていう展開には、なりそうだけれどなりません。この第4弾には、思いもよらないキャラクターが登場します。彼の名前は「ウヒアハ」、大きな化けものです。まんまとウヒアハにつかまってしまった11ぴきのねこたちですが……!?
ちょっぴりドキドキするけど、やっぱり笑っちゃうのがこのシリーズの最大の魅力。何度も読んでいるうちに、子どもたちは、ウヒアハのことも大好きになってしまうはずですよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ねこたちの行く先々に「花を取るな」「橋を渡るな」など禁止の立て札が。でも、ねこたちは花を取り、危険な橋を渡って、「入るな」と書いてある大きな袋に入ってしまいます。
私が子供の頃大好きだった「11ぴきのねこ」。息子に数度読んだのですが、あまり反応がよくなかったので購入しませんでした。
ある日絵本ナビで、「11ぴきのねこふくろのなか」を発見。恥ずかしながら11ぴきのねこシリーズがこんなに出ていたなんて知りませんでした。皆さんのレビューを参考に一番笑えそうなこちらの本を購入してみました。
ねこたちの前に次から次へとたて看板がでてきます。
「はなをとるな」「はしをわたるな」
すると、ねこ達は反対のことをしてしまいます。
「たくさんあるから1本だけー。」と花をとり、最初にみんなをとめていたたいちょうもしっかり1本とってしまっているのも笑っちゃいます。そんな自分勝手で注意事項を守らない、11ぴきのねこ。
とうとう化け物に捕まってしまいました。でもなんとか頭を使ってうまく逃げ出すことができ、家へと向かうねこたちの前にあらわれたのが、「わたるな」の看板。
どうするんだろうーとドキドキして次のページをめくりました。
ダメと言われるとやりたくなる子供の心理が良く描かれたユーモアたっぷりの1冊です。 (リリィティナさん 30代・ママ 男の子7歳、)
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