「ぱんつちゃん」 大人が読んだ みんなの声

とてもインパクトのある物語でした。
ページを開いても開いても、パンツばかり出てくるので、
どことなく、コメディーのようですが、物語はシンプルです。
人間のおしりを守るために、学校まで行って学んでいるなんて、
なんだか いじらしいです。
好みが分かれるかと思いますが、
身近なものがテーマになっているので、小さなお子さんにも分かりやすいと思います。

パンツの国で、お母さんパンツが
ぬいあげたのが娘のパンツちゃんっていう
設定にまずびっくり！
パンツだから、生まれるっていうのは
縫うってことなのか！って。
なるほど…。
絵は前頁にわたってかなりゲイジュツ的です。
パンツを擬人化しているのだけども、
最終的には人間のパンツっていう
落としどころ。
パンツの本来の役目を忘れていません。
お風呂上りになかなかパンツをはかない
子供に読むといいかもしれませんね！

ぱんつのしまで生まれ育ったぱんつちゃん。
ぱんつのしまって発想が面白いですね。いろいろなぱんつが登場します。校舎までぱんつを被っています（笑）。
人間を守るためにパンツは生まれたと講義を受けたり、りぼんを付けたり、人間のもとへいくための準備をしています。
最後に人間のもとへ無事に行くのですが、もう少し人間とのシーンが見てみたかったなと思いました。

全頁試し読みで読みました。ちょっとタイトルと表紙の絵にびっくりですが、愛嬌のあるぱんつちゃんと赤いリボンがよく似合っているし、ぱんちゃんを主人公もありかなって思いました。人間を守ってくれるのとても気に入りました。学校にまで行ってお勉強までしてくれて「有難う！」とお礼をいいたくなりました。とてもぱんつちゃんの似合う男の子でよかったと思いました。