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表紙の素敵さにひかれて読んでみました。突然さらわれた王妃さまを探しに、すべてを投げ出して、竪琴だけを手に王妃をとりもどすべく旅にでる王様。不可思議で幻想的なお話を、エロール・ル・カインの絵がいろどっていてとても美しい絵本です。ケルトの文様などもとりいれてるんですね!素敵な絵に見入ってしまいました。
投稿日:2020/08/06
古の世に、サー・オルフレオと呼ばれる王様がおりました。 勇敢で慈悲深い王でしたから、人々に慕われていましたが、 それだけではなく、竪琴を手にすると、たぐいまれな調べを 奏でることができたのです。 ヒュロディスという名のうるわしうお妃をこの世の何物にも まして深く愛していたので、最愛の妻を、大王から連れ戻すこと が出来た物語でした。愛する妻を竪琴一つもって捜す夫婦愛 は、素晴らしく感動しました。
投稿日:2019/06/16
むかし、サー・オルフェオという勇敢で慈悲深い王がいました。 彼の奏でる竪琴は素晴らしく、人々や小川さえもじっと聞き惚れていました。 あるとき、彼の愛する妃が何者かに連れ去られてしまいます。 サー・オルフェオは竪琴だけを手にし、妃を取り戻すために旅に出ます…。 エロール・ル・カインのケルトの文様を用いた絵がとても素晴らしく、物語を引き立てます。 最後、サー・オルフェオがこじきの身なりのままお城に戻ってきて、廷臣たちにちょっとしたどっきり(?)をしかけるところが、シリアスな物語の中でオルフェオのおちゃめな部分を見れたようで、面白かったです。 訳者あとがきを見ると、本当のお話はハッピーエンドではないようで、元の話も気になりました。
投稿日:2015/09/05
エロール・ル・カインの表紙絵がとても素敵で気になったので、図書館で借りてきました。 原作は中世の吟遊詩人たちが語り伝えた「ロマンス」という詩だそうです。しかもさらにこの「ロマンス」には原型があって、ギリシア神話の「オルペウス(オルフェウス)の受難」だそうです。 日本の神話には『イザナミ』のを追って、読みの国に行く『イザナギ』の話がありますよね。 国はとても離れているのに、何故似たような神話が語り継がれているのか、改めて不思議な気持になります。 元々が吟遊詩人の詩なので、物語は言葉は仰々しくくどいのですが、どのページを見てもエロール・ル・カインの描く世界は素晴らしかったです。 私は《サー・オルフェオ》が自分の身分を捨て、突然消えた妻をさがしに一人旅に出て、放浪している2〜3ページのシーンの絵がすごく好みでした。 神話に興味がある人、エロール・ル・カインの絵に興味がある人などに特にお薦めします。
投稿日:2012/01/19
イギリスの中世の吟遊詩人が伝えたお話ということ、物語の源がギリシャ神話にあるということ、すべてにおいて無知なまま読み進めていきましたが、その分、お話全体が新鮮なものとしてとらえられたと思います。 どこかちがう世界に入り込んでしまったかのような場面設定に、奇妙なわくわく感をもってしまいます。エロール・ル・カインのケルトの文様を取り入れた絵があまりに神秘的で、心ひかれてしまいました。 外国の古典をひもとくような本の出会いもいいものですね。一つのお話に悲しみと喜びが描かれ、起伏ある人生の流れを感じた一冊でした。
投稿日:2008/04/08
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