スウェーデンの作品です。
作者紹介を見ると、この作品は2004年の絵本コンテストで1位を取った作者のデビュー作だそうです。
とても新人の絵本作家とは思えないほどの出来上がりで、丁寧に、気持ちを込めて大事に描いているなと、思いました。
アストン(擬人化した犬の子どもで、この絵本の主人公)の
お母さんの服が、巻きスカートのようなワンピース一枚で表現されているのが、なかなか良かったです。
でも、家にいるとき、アストンのお母さんらしき方はギターを弾いていて、お父さんらしい方は編み物をしてるんで、
最初お父さんはいなくて、編み物をしている犬はおじいちゃんかおばあちゃんかと思っちゃいました。
男らしく女らしくみたいな表現の考え方はスウェーデンにはないんでしょうか?思想が平等なのかもしれません。
(性別が判断しにくのが難点ですが)
小さな子どもにありがちなコレクター魂を魅せてもらった気がします。