これまで、子どもたちだけの秘密だった「シロガラス=雪気」のことが、
神社のの三男(主人公千里やいとこの星司の叔父にあたる真行にも、ばれてしまいました。
真行って、ここに出てくる大人たちの中でいちばん気持ちが子どもに近いのかなぁと、感じました。
だから、気づくことも沿うこともできるのではないでしょうか?
今の子どもたちはいろいろな情報の中で生きているので、手に余ってしまうことも多々あると思います。
そういう時、こういう真行のような人がそばにいてくれるといいな。
身近な子どもたちにとって、私もそんな人であれたらいいなぁと、思いながら読みました。
また、2巻で色々な能力に目覚めた子どもたちそれぞれが、自分の能力と向き合い、その力をコントロールできるように努力しはじめました。
だから副題が「ただいま稽古中」なんですね〜。
この物語の主要人物は6人の5年生(今どきの5年生は大人っぽいです)です。
ここにきて、おとなしかった美音が色々と頑張ってます。
彼女なりに前向きに頑張る姿は読んでいて気持ちよかったです。
大筋のところでは話が宇宙にまで広がってきました。
今後どうなるのか、気になるところです。