8歳の息子と読みました。
昔、中国人朝鮮族の友人がいた息子。
「中国人だけど、朝鮮族?」という概念が、
ちょっと難しかったようでしたが、
「○○クンは、中国からきて、
お父さんもお母さんも中国人だけど、
お父さんもお母さんも朝鮮族だから、
おうちでは韓国料理たべて、韓国語話すんだよ。」
というと、ちょっとびっくりしたようでした。
この絵本のおかげで、中国でも学校で朝鮮の民族衣装を来て、
朝鮮語の勉強をする子供たちもいるということが分かり、
なんとなぁくではあるけれど、理解ができたようです。
雨の日も風の日も、自転車に乗って学校にいく子供たちの姿にも
カルチャーショックを覚えたようでした。
国境の村にすむ人たちにとっては、平和というものがなによりも
需要であることも、本の中で紹介されています。
周りが海の日本にずっと住んでいると、
なかなか分からない、「民俗」という概念を
息子と一緒に少し勉強できてよかったと思います。