落語家の桂文我さんによる古典落語の絵本化です。
江戸時代のファンタジー落語だとか。
さだきち青年がおばけうなぎに引きずられ、天の月宮殿に迷い込むドタバタ劇。
無国籍?な画風のスズキコージさんの絵が、ハチャメチャなストーリーとマッチしています。
月宮殿といっても、雷さんの世界。
大王さまも、地獄のエンマさまの風情。
雷さんということで、ヘソ騒動というわけですね。
最初に登場のおばけうなぎが、中盤から物語をかき回し、ドキドキハラハラ。
ええ、ちゃんとオチもあるのがうれしいです。
ウナギの季節にいかもしれませんね。