「女王さまのぼうし」でケイト・グリーナウェイ賞候補になったスティーブ・アントニーさんの作品です。(この絵本、面白くて好きでした)
それで → だから → それで → こうなって ……。と出来事の進んでいく過程が明確で、好感が持てました。
絵の表現の仕方は、アニメーションの画像を切り抜きしたみたいな感じで立体感があります。なので、遠目も利きます。
主人公のビビちゃんはロボットなのかな。
いかにも「ロボット(子ども)」と見える容姿も、1ページ描かれている出来事の情報量も、はっきりとわかりやすくてよかったです。
パソコンのゲームなどもいろいろ描かれていて、こういうところは今風だなと思いました。
「ぬいちゃった」の文字に遊び心があって、楽しいです。
小学校低学年くらいのお子さんたちに読んでみたいです。