中学年向け以上の本になると富安陽子さんの作品が目立ってくる気がしています。
富安さんの作品だと山神様が出てきてもやまんばが出てきても違和感なく受け入れられる気がします。
自分の中の日本人遺伝子がうずくというのか、本を読んですぐに世界に入れました。
息子はスズナ姫が山をおさめられるのか?ということにとても興味を示していました。
息子もこの本が気に入ったようで、この本を読んだら次も読みたくなったみたいです。図書館で二巻・四巻を見つけると「まず『スズナ姫』から」と言っていました。
スズナ姫、小さいけれど度胸もあり知恵もありというところが子どもが読んでも楽しいようです。
図書館で人気の本のようですが、読み聞かせしても楽しい本です。親子で楽しめる児童書だと思います。
この本も三・四年生の学級文庫に寄贈してあげたいです。