絵は見やすくて、とってもかわいいです。
まさに、2,3歳くらいの自意識ができたことの、シャンプー嫌いのお子さんに読んであげたい作品ですね〜。
うちの子どもたちは特にシャンプーを嫌がることはなかったのですが、幼馴染のお子さんは小学校に上がるまで、お父さんかお母さんにだっこされて、シャンプーハットをしないとシャンプーができなかったと聞いています。
この絵本のうさぎのお母さんも、シャンプーで(うさぎなので特に耳を)洗わない子どもにどうしようかと、いろいろ妥協案を出して頑張ります。何よりこの絵本をお子さんたちに薦めたい理由の一つは、
本当のシャンプーを嫌がって洗わない子どもを、一度も怒ってないんです。(こういう作業で怒らない。というのは、なかなか大変なんですよね)
でも、怒ると、子どもはますます怖がるし、自分は自己嫌悪になるし。いいことありません。
結末も、あっけらかんとしていて、楽しいのです。