少年はアメリカ大陸の人里離れた土地で、ひとりぼっちで楽しく暮らしていた。古い地図をたよりに宝探しをしたり、化石をみつけたりしていた。ところがある日、不思議なおじさんが現れて、少年の生活は一変した。
こんなに変わってしまうのかと思うくらい、いわゆる土地開発なるものがあった。それで、いろいろな人との出会いがあって、少年は新しく学ぶこともあるのだが…
読んでいきながら、夢を見ているのでは、まさかこんなことになるはずはないだろうと、期待をしながら読んでいる私がいた。そして、少年が選んだ生き方とは…
大きな絵本で、そのテーマも大きいと思った。少年の新しい生き方を気にしながらも、開発した土地のその後も気になるお話だった。