文章がとても不思議。
うちがいっけんあったとさ
リスのうちではありません
ろばのうちでもありません
しりたかったらさがしてごらん
どこのとおりにあるのかな
どこのよこちょうにあるのかな
ぼくだけがしっているうちなのさ
最初のページの話だけ読んでも、マザーグースの歌集のようです。
それが、センダックの絵と相まって、さらに不思議が絵本に仕上がっています。
最後に主人公の子供の空想の世界だとわかるのですが、大人の私にはなかなか理解できない世界でした。
ただ、子供はこの絵が気にいったようで、楽しく眺めていました。