としょかんライオン」 たれ耳ウサギさんの声

としょかんライオン 作:ミシェル・ヌードセン
絵:ケビン・ホークス
訳:福本 友美子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2007年04月
ISBN:9784265068173
評価スコア 4.8
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  • 館長さん、素敵!!

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子16歳、女の子14歳、女の子12歳

    ある日突然、図書館にライオンが現れます。
    きまりを守っていれば、ライオンでも図書館に入ってよし、というメリウェザー館長。
    人一倍きまりにはきびしいというのに、なんてしゃれた采配でしょう。
    私は一気に館長のファンになってしまいました。

    毎日やって来ては、きちんときまりを守り、子どもたちのアイドル的存在になって行くライオンの表情が可愛いのなんのって。

    とある事故がきっかけできまりを破り、自ら去って行く後姿のライオン、雨にうたれ寂しそうなライオンは、胸がしめつけられそう。

    でも、誤解がとけて戻ってこられたのです。ちゃんとしたわけがあって、きまりをまもれないことだってあるのだから。

    日常生活でもこんな事、よくあるかも。
    「なんでこんな事したの!!」「なんで」と言っておきながら、質問ではなく、責めること。理由をきけば、仕方ないかってこと。きまり・規則を破ったときに、頭ごなしに言ってはだめね。

    ところで、皆さん。「図書館の自由に関する宣言」ってご存知ですか?全ての図書館に掲示してあるそうですので、探してみて下さい。
    私はこの宣言の最後の一文が大好きです。

    『図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。』

    このお話とは関係ないのですが、ふと思い出してしまいました。

    投稿日:2007/07/07

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