山のとちゅうの小さな家に、猫のハーニャは住んでいます。
裏山と、斜面にはさまれた小さな庭がありました。
庭には、小さな畑と小さな池があります。
柿や梅、夏みかん、実のなる木が何本かはえているハーニャの大好きな庭です。
月ごとに変化していくハーニャの庭が描かれています。自然の中で、その一部として生活していく様子が、細かく色鉛筆で描かれています。まるで、画集を一枚一枚めくるような絵本に、四季を感じ、心が癒されてきます。
小さなところまで、細かく見ていくと、色々な発見ができます。いつも手元において、何度も繰り返し、見たい絵本。季節に合わせて、そのページを開き、飾っておきたくなりました。