たまごにいちゃんシリーズではあるものの、今回の主人公は何かにつけ、たまごにいちゃんの殻を割ろうとしたからすです。
割ろうとしたいた理由が、この絵本でわかってスッキリしました。
こんな展開を考えているのですから、あきやまさんは凄いと脱帽せざるを得ません。
小学校1年の次男ともども、大いに納得でした。
また、いたずらについてのあきやまさんのコメントに、いたずらの中に個性を伸ばす可能性を見いだしていたから、母親には感謝しているとありました。
いたずらを決して否定的な立場で描いていないので、好感が持てました。
たまごにいちゃんを知るうえで、必読書です。