ニューヨークのハドソン川沿いにある灯台が主人公です。
ハドソン川というと、橋が有名ですが、こんな灯台があるなんて、これを読むまで知りませんでした。
小さいながらもりっぱな役割をはたす灯台に感動。本当に灯台に命がふきこまれているかのようでした。
灯台の上にかけられた大きな橋、ジョージワシントン橋。この橋は、空の船、つまり飛行機のために光を放つものだったんですね。橋と灯台の役割分担があることも、初めて知りました。
絵本を通して、教科書にはのっていない歴史を知ることができるのは、喜ぶべきことだと思います。こういった本を通して、子どもたちの心を世界に向けることができると思うと、うれしいですね。