すごく、煙に巻かれた感じがします。
絵本を読んでいるのに、ケニーと同じように
夢の中を漂っているような感じです。
娘もきっとそうだったと思います。
よく途中で「わかんないからもういい」って
言わなかったなあって思って。
でも、わかってもわかんなくても、たぶんいいんですよね。
この夢の中を漂うような感覚を味わうだけでも素敵なのだと
思います。
そうして「ねがいこごをしたからさ。ねがいごとは、いきたい
ところへとちゅうまでいったのとおなじなんだ」の言葉!
この言葉を読んで、今までの漂う感じがぱっと反転して、
目が覚めたような気持ちになりました。
ねがうことは、向うこと、ですものね。
娘にもいろいろ、いえ、いろいろでなくてたったひとつのこと
でも、ねがって進んでいってもらいたいなって思いました。