くまがりなんて勇ましい題名とは反対にとっても可愛らしいお絵です。
まず、くまがりに行くわりには無防備で、顔つきもほのぼのしているような。
特に、この道のりに不似合いな赤ちゃんの姿は本当にいい味出しちゃってます。
行くてには草むらやぬかるみお天気までも次々と試練が待ち構えていますが、動じずに突き進んでいく姿はみんないるから大丈夫と言っているよう。家族の結束を感じつつ、のんびり進んでいったかと思うと、とうとうくまさんあらわれて・・・。
ヘレンオクセンバリーさんの絵だから出せた味わいのあるお話ではないでしょうか。
娘も面白かったというのでどこがおもしろかった?と聞いたら、最後のお布団だそうです。
面白おかしく、だよねとうなずける結末になりました。