この本は児童書ですが、大人にも読んで欲しい作品のひとつだと思いました。
ヘルマンは、妹のお世話に忙しい両親や学校に不平・不満があります。思い切って、学校を休むところから、様々な出来事が起こり、彼は人生についての教訓を知ります。現状に不満があるのは、大人も子供も同じです。ここではないどこかに、ユートピアがあると信じて、扉の向こうにある明るい未来を信じて、次に進みたい。しかし、現実はそんなに甘くはありません。ヘルマンは自分が経験したことに落ち込みますが、同時に未来に向けて歩むことも決心します。
最後に、お父さんもサンタ・クルスへ旅したことがあると告白する場面がこの物語の全てだと感じました。