まほうのさんぽみち まほうのさんぽみち
著: ロビン・ショー 訳: せなあいこ  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

口で歩く」 ヒラP21さんの声

口で歩く 作:丘 修三
絵:立花尚之介
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,200+税
発行日:2000年10月
ISBN:9784338170062
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 5
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  • 心広くなれる本です

    骨の発達障害で20年間も寝たきり(?)のタチバナさん。
    内にこもるのではなく、実に行動的なのです。
    自分で立てないために、ベッドに車を付けたような特殊な乗り物で移動します。
    天気が良いので同じく障害を持つ上野さんの家を訪ねることにしましたが、お母さんに特殊ベッドに乗せてもらった後は通りがかりの人任せ。
    スゴイお話ですが、健常者の様子を障害者の目から見ると、そして自分を振り返るといろいろな事を考えさせてくれるのでした。
    タチバナさんは、今の自分を決して否定しないのでした。

    タチバナさんが移動するためには、人の力を借りなければいけません。
    通りがかりの人に声をかけるのですが、人にはそれぞれの事情があります。
    決して自分の都合通りには移動できません。
    タチバナさんは成り行きをしっかり受け止めるのでした。

    ベッドを押してもらっているうちに会話が生まれます。
    中には、「おとなしく家で寝ていればいいんだ」なんて乱暴な言葉も飛び出しましたが、実際障害者にひややかな人もいるでしょう。
    それぞれに人にはいろいろな事情があるのです。
    タチバナさんは周りの人の事情も温かく受け止めるのです。
    立場が逆転しているようにも思えるのですが。

    自分たちはどうしても自己中心に物事を考えてしまいがちですが、人に生かされていると考えれば、人との接点の大切さも自ずと実感できるものです。
    この本はそんなことを示唆してくれます。

    物語の前に詩があります。
    「人はひとりで生きているのではありません。
    ……
    だれひとりとして意味のない人は、いない。
    だれひとりとして価値のない人は、いない。
    ……」
    この本を読み終えた後、もう一度噛みしめて下さい。

    投稿日:2010/10/02

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