この本は家にあって、今までに何度も子供達に読んでいます。
何度もあらいぐまの家に泥棒に入り、食べ物やおもちゃなどの盗みを続けていたねずみたち。盗んだものを食べ、盗んだ物で楽しそうに遊んでいます。
それを見つけたあらいぐま一家は当然怒り、ねずみを捕まえますが、捕まったねずみたちは今度は泣きに入り許しを請います。
そんな図々しいねずみたちにも、あらいぐまの一家は畑で食べ物を作ることを教え、家を建てる手伝いもします。そして、今度はねずみたちもその恩に答え、自分たちの畑でとれたジャガイモをあらいぐまの家に届けます。助け合うこと、働くことを学んだのですね。
細かい絵がかわいらしく、ねずみたちが盗んだ物で遊んでいるシーンや、ねずみたちの完成した家の絵は、見ていて楽しいです。