この絵本は本当にあたたかみが感じられます。
おにぎりを作るだけの単純な内容ですが、絵もすごくリアルだし、手の温かさが伝わってきました。なにより、これを読むとおにぎりが食べたくなります(笑)
この絵本は、ボランティア先の保育園の2歳児クラスで読んだのですが、10冊くらいある絵本の中でこれがダントツ人気でした。
最後の方のおにぎりがたくさん並んでいるページでは、どれも同じに見えますが「僕のはこれ!」などと皆で美味しそうなおにぎりを探していて可愛かったです。
読みおわった後も、「僕は○○が入ったおにぎりが好き!」などと会話がはずみました。
おにぎりを握る手といい、ほかほか温かそうなご飯といい、本当におにぎりのかおりがしてくるようで、こどもたちにもその温かさが伝わったようでした。