娘が3歳の頃、休日診療所に行った時に自分で本棚から
持ってきて読んでというので読んであげた絵本です。
娘は『うさぎさん可愛い♪白や茶色のうさぎは
動物園で見たけど、黒いのもいるんだね。』と
言っていました。
私は、その頃この絵本は、地味な感じがして
あまり良さが分かりませんでした。
しかし、最近読みなおしてみたら、とても素敵で
感動しました。
読む方のとらえ方次第で、こんなにも違うものかと
思いました。
絵のタッチが、繊細で美しく草花を見ていると、
早く春が来ないかと思います。春のおはなし会で
読んでみたい作品です。
20代の頃、聞いたお話ですが、ある男性が好きな
女性に、この絵本をプロポーズの代わりに贈ったそうです。
もちろん、その二人は結ばれたそうです。
この絵本で結ばれたなんて、素敵ですね♪
翻訳された、松岡享子さんは娘の大好きな『くまのコールテンくん』
の翻訳もされている方です。息子の大好きな『とこちゃんはどこ』も
書かれています。