りんちゃんという自分では歩いたり話したり出来ないお友達がいる幼稚園での出来事。
庭のペカンの木の下にりんちゃんは寝ていました。木登りをしているお友達を見て足を少し動かしているのにみっちゃんが気づき
、みんなで木登りをさせてあげようと3人で抱えようとしますがやっぱり無理。「ぼくが大きかったらおんぶしてあげられるのに」と。後ろから先生が「先生が変わりにおんぶして木登りするのはどう?」と提案してくれみんな大賛成!
おんぶひもで先生におんぶされ少しづつ上へ上へ上がっていくのを、下から皆が応援します。りんちゃん、がんばれ。先生落とすなよ。高い所から遠くを見ることが出来たりんちゃんも応援していた皆もうれしそうな笑顔。
みんなで同じ事に一生懸命になり、成し遂げる事が出来てそれぞれが心に感じる事もあるし成長することが出来るんだなあと思います。
体が不自由な事は皆とは違うけど、同じ子供、幼稚園の仲間、いろんな事に興味を持つのも同じ。出来ない事を自然に手助けできたらいうことないですよね。幼稚園という小さな社会ですが、子供たちが大きくなり社会に出たときにもお互いを尊重してハンディのある方の手助けが自然に出来たらと願います。