この本は筒井さんの別の本に感動して書店で見つけました。
お姉ちゃんの物って、下の子は触りたがりますよね?それが特にお姉ちゃんが大事にしていたらなおさらです。だから、あさえちゃんが幼稚園から帰ってきて、ほっぺこちゃんがいないことに気づき、すぐに妹だって思うところが内の娘を見てるようでおもわず笑ってしまいました。きっとあさえちゃんとあやちゃんも本には描かれてないけれど、喧嘩しているんだろうなあと思いました。
でも、妹が突然入院することに…。お姉ちゃんとは言え、まだまだ小さいあさえちゃんが一人で雷のなる中お留守番をしたり、お母さんからの電話に急いででたり、そして何より妹のお見舞いに心のこもった贈り物をしたりして、けなげで涙がでました。
我が家も半年前に末の息子が肺炎で1週間入院していました。退院の日、迎えに来てくれた4歳の娘が私の顔を見るなり、声も出さずに泣いた顔をこの本を読むたびに思い出します。