4歳の頃、息子はこの本が大好きでした。
「え〜、ともだちや〜」と声を変えて読むと、大笑いしてくれました。
5歳になって、もう一度読み聞かせたところ、
自分で「ともだちや」になりきって、おかしな声で演じてくれました。
楽しいお話は、記憶に残っているのですね!
そして、一人前に「負けても怒っちゃいかんよねぇ〜」と指導していました。
(自分もすごろくやカルタで負けそうになると大騒ぎするくせに・・・)
お金で友達のフリをすることへの賛否など、いろいろ意見があるお話だと思います。
でも、息子の反応を見ていると
「どんなきっかけでも、触れ合って、気が合って、揉めたって、
友達になれたら、そんな出会いって素敵だよね♪」と思えます。
大人になると、出会い方が悪いと、切り捨ててしまうことがありませんか?
おおかみやきつね(そして、それを読み聞かせてもらっている子供)の
後腐れない、懐の深さにちょっと感動します。
大人の方にはそんな目線でも楽しめるのではないでしょうか?