まりーちゃんシリーズが有名なフランソワーズの作品です。
何と、フランソワーズは1897年生まれで1961年没とあり、この作品は1960年の作品でした。
でも、全く古くない。
わたし○○○がすきというという繰り返しが続くのですが、そのリズムがとても心地良いです。
そして、その絵がとても暖かくて、読む人を包み込むような感じにさせてくれます。
日本語版のデザインも、このレタリングしかないと思わせるようなドンピシャで、魅力を倍増させています。
物を大事にしないとならないような気持ちにさせてくれる不思議な絵本です。
3歳・4歳からとありましたが、もう少し小さくても絵を見せるだけでも価値のある絵本だと思います。