おさるのジョージを始めとして、シリーズ物に出てくる主人公たちは、失敗しても大目に見てもらえることが、子ども心をくすぐるのではないかと思います。
アンジェリーナが、お手伝いしなくても、注意はしても、おじいちゃんやおばあちゃんは絵の表情はどこか優しい眼差しなんですよね。
まあ、祖父母だから孫に甘いってこともあると思いますが、大事なドレスが油まみれでも、それみたことかと追い詰めないところは、いいなあと思いました。
終わりよければすべてよしで、ほっとした読後感で終わるのはいいと思います。
絵がかわいくて細かいところまで描かれているのにも好感が持てます。