落ちていたたまごを心配し、自分のたまごと一緒にあたためるマイアサウラのお母さん。
生まれた子どもが天敵のティラノサウルスだとわかっても変わらず愛しつづけるお母さん。またその愛にこたえるように心優しく育つティラノサウルス。
最後はティラノサウルスは自分がマイアサウラではないことを知ってしまいますが、そこには新たな出会いが・・。
お母さんの子どもに対する愛がとっても優しく温かくえがかれていて・・・だからこそとっても切なかったです。
ティラノサウルスの心の葛藤もすごく伝わってきました。
何より親子は何があってもずっと親子なんだ・・と改めて実感した素晴らしい絵本でした。