大きな魚の帽子を盗んだ小さい魚。ばれるわけがないと泳いでいきますが・・・。
この絵本には独特の緊張感があって、どきどきしながら読みました。魚たちの表情がなんともいえずいいです。そして関西弁も絶妙です。他の方のレビューにもあった気がしますが、確かに標準語ならここまでおもしろくならなかったかもしれません。
子どもは、大きな魚が小さな魚を追いかけていってもう少しで追いつくというシーンで「あー」っと言っていました。緊張感を楽しんでいたようです。
悪いことをしてしまって、ばれたらどうしようとドキドキしている時間。一度はありますよね。それを思い出しながら読みました。