古めかしい洋館、積もったホコリ、錆び…。
直接的なこわさではなく、
雰囲気の不気味さを漂わせる、
洋風と言うよりは和風的なこわさなので、
オトナでもある意味なじみやすい気がします。
オバケは「ほとんど」出ず、
散らばってるモノたちも
それぞれ特になんということもないモノですが、
ちょっとずつ散りばめられたコウモリだのガイコツだのが、
アクセントとして効果大です。
ラストでちゃんと夜明けになり、
なんだかホッとした気分になることで、
いつのまにか怖がってた自分に気づかされるのも
なんというか、おもしろいです。